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私の妻は、寝ることが中々出来ないでいます。少しづつ改善してきているのでその内容を公開してみたいと思います。

同じような悩みを抱えている人はこの世の中にごまんと居るのではないでしょうか。寝たくても寝れない。悩みが寝れないことにつながり、寝れないことが悩みに置き換わってしまっている。負のスパイラルに陥ってしまう典型的な例になるのではと思います。

よく言われる人生の1/3は【すいみん】に費やしています(通常であれば)。凄く重要な時間ですよね。しかし、仕事で残業・家では家事に追われ、削る時間といえば【すいみん】の時間になってしまう。

若いうちは気力・体力・根性で乗り切ってしまう方が多いかもしれないが、疲れやストレスは溜まる一方で良いことはひとつもない。

そもそも【すいみん】はなぜ必要なのか?を理解すれば改善のきっかけになるのではないかと思う。

【すいみん】はあなたの身体に脳に何をしてくれるのか

起きている間の身体の体力の消耗を回復させてくれるのが【すいみん】

寝ている間、脳の疲れを回復させてくれるのも【すいみん】

身体と脳の休憩時間を作ってあげないと身体の電源が急に落ちていくので【鬱】になりやすくなる。この鬱は私も経験済みで、いっそ死んでしまえばいい、などと口に出しては妻を困らせた経緯もあった。泣きじゃくり、寝まくって、食欲は無く、意欲も無くなる。大の大人がこんなになるとは自分も思っていなかった。

でも、【すいみん】が少しでも取れると少しの間だけはリセットされる。やはり【すいみん】は物凄く重要な行為です。

仕事や外的ストレスから回避して【良質なすいみん】を摂る

私は、完璧主義といわれることが多く、よく「考えすぎだ」とか「細かいね」と指摘を受けるときがある。そう、自覚もしているがどうしても考えてしまう。より良い方向性に向くよう【考える】わけだが、その考え過ぎによって行動が遅くなることにも繋がっている。よく言われる「案ずるより産むが易し」だ。

普通に生きていると人間は1日に10万回の思考をしているといわれている。1日に10万回というと、丸々1日起きていても1秒に1回以上思考しているということ。脳は働き物ですね。考え過ぎは脳に負担をかけているのと同じという感覚を私は持つようになりました。

悩みがあると、知らない間に【考え】の無限ループに陥ってしまっている時があります。「はっ」と気付くのですが、知らない間にまたループに陥っている・・・。そんな経験をされている方は多いと思います。

そんなときはよく、その考えることは【今必要なことなのか】と言う別の考えに置き換えてみましょう。結構たいしたことがない悩みを考えていることが多くあります。アップルの創業者だった、【スティーブ・ジョブズ】のあまりにも有名な名言でもありました。

【もし今日が自分の人生最後の日だとしたら今日やる予定のことは私は本当にやりたいことだろうか】それに対する答えが【ノー】の日が何日も続くと私は【何かを変える必要がある】と自覚するわけです

このようなあまりにも有名な名言を知っていながら、それでいても【考え・悩み】の無限ループにいつしか吸い込まれていってしまうんです。でも、何回も繰り替えしていると、都度ジョブズの名言を繰り返し思い出すので、ループから抜け出す時間がどんどん短縮されてきます。

仕事や家事などいろいろなストレス環境から自分を守るには、ジョブズのような思考を自分の中に落とし込むことが一番の得策と考えます。

【死ぬ】ことよりその悩みは重要なのですか?【最愛の人が亡くなる】ことよりその考えは必要なことなのですか?

私達が与えられた生きている時間は、有限のものです。その限られた時間を有意義に使えると楽に生きることが出来てきます。そうやって悩みや考えを少なくしていくと、自然と【すいみん】の質が上がり、十分な休息を身体と脳に与えることが出来てきます。するとプラスのループに変換され、自信に満ちた毎日を送ることが出来るようになるはずです。

次は、【すいみん】の質を出来るだけ高めるにはどうするか?を観ていきます。

寝る前に入る入浴は2時間前が【良すいみん】の原則

人は身体が熱くても、寒くても【すいみん】に支障をきたします。布団に入り眠りにつくと人の身体は表面から温度を少しづつ下げていきます。布団に入ると34度前後になるのですが、体温よりも数度低いくらいでしょうか。その程度が深くしっかりと寝るために必要な温度となります。

入浴をしてからすぐに就寝となると、身体はまだ火照っています。時間が経ちすぎると冷え切ってしまいます。その時間軸からすると2時間程度がベストタイミングとなるわけです。お風呂後に軽くストレッチをして緊張したからだを解きほぐして寝るとぐっすり寝れるでしょう。お風呂のあとのストレッチは身体が冷えていく過程で行なうので過度なストレッチは逆効果になる場合がありますので軽く行なうようにしましょう。

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湯船に浸かる習慣が無い、もしくは湯船自体が無い!そんな方もいると思いますが、その場合は足湯で身体を温めましょう。足は第2の心臓と呼ばれるほど血液を全身に運ぶことが出来ます。その足の血流を利用して身体を温めることが出来るのです。もし足湯も出来ないようでしたら、湯たんぽを代用してもいいです。

家の寝室の環境から【すいみん】を変えていく

身体と脳のリラックスが出来たところで、環境自体を整えることが更なる【すいみん】の質を高めてくれます。ここからは実用的な話になってきますね。

今のあなたの寝室の【寝る】環境はどのくらいのレベルでしょうか。そんなこと考えたことも無い。と言う方が多いと思います。

私の妻が寝れない状態が続く限り、私にもストレスがのしかかります。かわいそうでなりません。何がいけないのか、できる事は全てやってみようと思うわけです。

実践している【すいみん】の質を高める寝室環境

寝室という名の部屋の環境を寝るのに最適なものにするという考えです。

ちょっと雑談になりますが、映画館で観る映画と家で見る映画、やっぱり違いますよね。私映画が大好きなんですが、現実逃避できるというか、実際には出来ないことを映画で疑似体験するというか。映画館で観るという環境が必要なんですよね。

オペラや演劇、ライブ何でも当てはまると思います。日常通勤の足にしている車もおなじことが言えますね。アウトドアが好きな人が乗る車と都会を爽快に走る車。それぞれにあった環境で楽しみます。

寝るときも同じだと思うんです。同じと言うより人生の1/3を費やす【すいみん】こそしっかりした環境を整えなければいけない。そんな考えに至った訳で・・・

  • ベッド環境
  • 布団環境
  • 湿度・温度環境
  • 音環境
  • 香り環境
  • 枕環境

と言うように、ただ寝る部屋ではなく、深くしっかり寝れて、疲れを取るための専用ルームと言う位置にもっていきます。

  1. ベッドを使う方、下に布団を敷いて寝る方、それぞれだと思います。どちらでもいいんですが、それぞれに対策をすることが必要です。しかも、家自体の性能もよく考えていかないといけません。自分にあった硬さと自由に寝返りが打てる広さの確保。知らず知らずのうちにストレスは溜まります。一番リラックスできる場になるようにします。
  2. 布団は出来る限り良いものを選びましょう。特に冬場は寒くて縮こまって寝ているような環境はよくありません。寒さの対策としては敷き毛布を使いましょう。下に毛布を敷くことで温かさが倍増します。上にかけるのは羽毛布団(空気のたっぷり入ったもの)が一番軽く負担がありません。それでも寒い時は羽毛布団の上にもう一枚薄手の毛布をかける。重くならないようにすることがポイントです。ベッドではない方は敷布団の下に断熱シートを敷きましょう。
  3. 寝るときの温度・湿度は凄く重要です。冬は17~19度、夏は25度程度(人によって感じ方が違うので左記を基準に快適温度を探るといいでしょう)湿度は季節問わず50%前後に保つ空間を作る。人が布団に入ると温度が上昇します、大体32~34度ほど。室温と布団内温度の落差があまりにも大きすぎると快眠に導けません。起きたときも布団から出られないという冬のあるある担ってしまいます。特に高齢者にはヒートショック現象を引き起こすきっかけにもなりかねません。
  4. 不快な音が外や中から出ていませんか。【しっかりとしたすいみん】を摂るには、深いな音を打ち消す必要があります。窓からの騒音は、静かな公園レベルにまで落としたい所です。複層ガラスやトリプルガラス、樹脂サッシ・厚手のカーテン(遮音カーテン)などを利用するといいでしょう。室内で起こる音には耳栓や打ち消すようなヒーリングミュージックをかけるのもいいですね。
  5. リラクゼーション効果のある(アロマ)香りも重要です。ラベンダーやカモミールなどが一般的ですね。好きな香りでも興奮させる様なアロマは避けましょう。
  6. 自分の枕でないと寝れないという方がいるくらい重要な存在。中々枕を何日も試すという機会や買い換えることが出来ないものでもあるので、タオルのミルフィーユで好みの高さを造りましょう。数ミリ単位で高さを変えられしかも、洗濯が楽にできるので衛生的にも優れています。

寒いからといって、電気毛布を使用する人がいると思いますが、私はおススメしません。身体を冷やすことに繋がるからです。また、低温やけどの危険も潜んでいます。自分の身体の力を信じて、環境を整えることが私の経験上一番の近道となるでしょう。

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まとめ

人生の1/3を【すいみん】に費やす人間は約70万時間という有限の中に生きています。良質な【すいみん】を摂ることで残りの2/3を有意義に過ごせるかが掛かっているといっても過言ではありません。

思考を楽にして、心を落ち着ける。

そして、リラックスできる入浴で身体をしっかりと温め、環境の整った寝室で疲れを癒す。【すいみん】をもう一度考えてみませんか。

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