今年も後1日という12月30日に浅草にある浅草寺・浅草神社に行ってきました。師走の喧騒の中、日本人は少なく外国の観光の方たちが多く目立ちましたね。

雷門で有名な門をくぐり、仲見世通りをお買い物食べ歩きしながら楽しんでいます。

その先には、浅草寺そして五重塔・浅草神社に本堂と続きます。

 

小さな頃におばあちゃんによく連れて行ってもらった「浅草花やしき」も、歩いてすぐのこの日本を代表する浅草。

遊びに行ったことで神社・お寺の作法の違いを知りましたのでお伝えしようとおもいます。

神社とお寺(寺院)の違いをおさらい

神社やお寺に参拝する時みなさまはどのように御参りするでしょうか。これから行なう初詣はどちらに御参りしても間違いではありません。

ただし正式な参拝の仕方が違うのです。

神社とお寺の見分け方

見分け方

神社は神道となり、事の始めなどの際によく利用されることが多くあります。七五三やひな祭り・地鎮祭など祝い事、めでたい事を行ないます。

  • 「鳥居」があります。
  • 「宮司や禰宜」と呼ばれる者が神様に仕えます。
  • 黒い長い髪の「巫女さん」がいます。

お寺(寺院)は仏様を祭り、人が亡くなった時などのお葬式や除夜の鐘などの事の終わりなどの利用が多くあります。

  • 「山門」があります。
  • 袈裟を着た「お坊さん」がいます。
  • 住職・尼僧などが務めます。

初詣などは、どちらに参拝しても問題ありません。昔、日本は神仏習合という分け隔てがありませんでした。明治以降神仏を分けることになり今に至るので、見分けがつきにくい名残がります。

 

神社とお寺の参拝の作法

神社とお寺の一般的な参拝の仕方を比べてみましょう。

神社への参拝 二礼二拍手一礼

  1. 鳥居の前で一揖(浅い礼)をする。身だしなみを整え、一揖して入ります。参道の真ん中は神様がお通りになる道なので、参拝者は端を歩くようにします。
  2. 境内にはいると、まず手水舎で心身を清める
    1. 一揖し右手に柄杓を持って左手を洗い、次いで左手に持ち替えて右手を洗う。
    2. 柄杓を右手に直して左の掌中に水を溜め、それを口ですすぐ。※柄杓に口をつけないように注意!吐き出す時は見えないように口元を手で隠しそっと吐き出します。
    3. 残った水で柄杓の柄の部分を洗い流し(器部を上にして立て残り水で流す)、元の場所に伏せて置く。
    4. 一杯のお水で一連の作法を行なうので、たっぷりの水を汲みましょう。
  3. 参拝する。拝殿の前に鈴が吊ってある場合は紐を引いて鳴らします。これは神様に会いに自分が来たことを知らせるためのご挨拶。鈴を鳴らしたら、「二礼二拍手一礼」が基本。
    1. 一揖し、お賽銭を入れて鈴を鳴らす。
    2. 深いお辞儀を2度する(二礼)
    3. 大きな音が出るよう、拍手を2度打つ(二拍手)※祈願し、神様への感謝も忘れずに!
    4. 深くお辞儀をする(一礼)
    5. 参拝後、鳥居の前で一揖し、去ります。

柄杓使用時の注意点

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  • 柄杓へは口を直接つけることはしないようにしましょう
  • 1杯で全ての行為を終わるように汲みましょう
  • 最後は元の場所に(器を下に向け)戻しましょう
  • お寺でも同じ作法で行ないましょう

お寺への参拝 手を合わせ祈る(合掌)

  1. 山門の前で一揖(浅い礼)をする。山門をくぐる前には一揖しましょう。その後は、基本的に神社と同じです。お寺の見学は通常、山門まで。なお、境内・墓地に入る際は参拝する時と同じ厳粛な気持ちで。
  2. 手水舎で身を清める
  3. 鐘をつく(ある場合)本堂への参拝前に行ないます。仏様にご挨拶をする意味で鳴らします。早朝・夜間を避け、静かに行ないましょう。参拝後に鐘をつくのは「戻り鐘」といわれ、縁起が悪い行いとなります。
  4. お線香やロウソクをお供えする。
  5. 参拝する
    1. 一揖し、お賽銭を入れて鈴を鳴らす
    2. 胸の前で合掌して祈願する。神社でする拍手は打たないように注意!
    3. 一揖する
    4. 参拝後は、山門の前で一揖し、去ります。

注意点おさらい。

  • 神社では、手を合わせる際に音を出さないように注意しましょう。
  • 鐘を鳴らす際は、早朝・夜間を避け静かに行ないましょう。
  • 参拝後に鐘を鳴らすことは避けましょう。
  • お線香・ロウソクの火は、お寺の種火か自分のライターを使いましょう。もらい火は罪や悪いものをもらい受けるといわれています。
  • お線香やロウソクはマナーがあります。他の参拝者が置きやすいように気遣いをしましょう。

 

まとめ

神社は神様に、日頃の感謝を。お寺は欲を捨てる。

という意味合いがあります。よく間違われる「お願い!」では無いようですね。

初詣など新年の初めに御参りするときに、正しいお参りの作法を身につけて心を清めたいものです。

 

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