国民の祝日とは一体何をする日なのでしょうか。子供心に休める日として待ち遠しくしていた記憶がありますが、何の為に祝日を設けたのでしょうか。
色々と調べていくと結構面白い内容になってきました。
国民の祝日は1年に何回あるの?
カレンダーをめくれば祝日が記載されているので、名に不自由なくそのままお休みなんだと平和に過ごしてきました。
1年に休める日は何日あるのかを調べると、合計16日ありました。これには意味があるのでしょうか。
- 元旦:年のはじめを祝う日
- 成人の日:1月の第二月曜日。大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日
- 建国記念の日:政令で定める日。建国をしのび、国を愛する心を養う日
- 春分の日:自然をたたえ、生物をいつくしむ日
- 昭和の日:四月二十九日 激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日
- 憲法記念日:五月三日 日本国憲法の施行を記念誌、国の成長を期する日
- みどりの日:五月四日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日
- こどもの日:五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日
- 海の日:七月の第三月曜日 海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日
- 山の日:八月十一日 山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日
- 敬老の日:九月の第三月曜日 多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日
- 秋分の日:先祖をうやまい、なくなつた人々をしのぶ日
- 体育の日:十月の第二月曜日 スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう日
- 文化の日:十一月三日 自由と平和を愛し、文化をすすめる日
- 勤労感謝の日:十一月二十三日 勤労をたつとび、生産を祝い、国民ただいに感謝しあう日
- 天皇誕生日:十二月二十三日 天皇の誕生日を祝う日
以上、国民の祝日に関する法律より
毎月1日以上の祝日がある事になりますね。
それぞれの祝日には意味があり、しかも法律で定められていました。
国民の祝日はなぜ休みか?法律に定められている
国民の祝日は『自由と平和を求めてやまない日本国民が、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、国民こぞつて祝い、感謝し、または記念する日である。』と定義している。
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なんだか難しいような、そのままのような?ですね。
働くのもいいけど、しっかりと休養を取る日を設けなさいよ、という事でしょうか。
昔と違い、諸外国の風習も入り混じり、日本国独自の風習は少しずつ風化しているようにも思えますね。
祝日と祭日の違い?
祝日は、前述した通りで『国民の祝日に関する法律』で決まっていることと言う認識ですが、祭日?とは一体どういったことなんでしょうか。
まずは祝日について
建国や独立などの、国の大きな出来事や記念日を国が制定した日となります。
1年に16日の祝日があったわけですが、年によって祝日の日数に変動があるんです!
祝日と祝日に挟まれた平日は、国民の祝日に変身するのです。
- 国民の祝日:国の定めた休日
- 振替休日:祝日が日曜や他の祝日とかぶった時に発生する休日
- 国民の休日:休日じゃないが休日になる日
2009年と2015年9月に敬老の日と春分の日に挟まれている日が3.の国民の休日となりました。
記憶に新しいですね、あの『シルバーウィーク』です。
ハッピーマンデー制度が出来たことがきっかけとなり、9月に大型連休が出来る可能性が!
そうそう何度も訪れないといわれるシルバーウィーク、貴重な連休でしたね。
サービス業からすると、ゾッとする連休でした?
しかし、シルバーウィークは毎年来るわけではない!
次は2026年までおあずけなんです。。。でも2020年は何とか4連休が期待できそうですよ。
そして次は祭日です
この祭日、実は現在使われていない言葉だったんですね。よく祝祭日なんていいますが、祭日と言う休みの日は1947年に廃止されているんです。
祭日は元々、大事な行事(祭事)を皇室(天皇等一族)が行いそれが休日となっていたわけです。
祭事とは
大事な節目となるときに行なわれる儀式を、祭事といっています。これは天皇が行なうご公務となり、選挙によって決まった内閣総理大臣を天皇が任命することも祭事になるとか。
テレビのニュースなどで、見かけることがありますよね。天皇と偉い人がいるあの映像ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。なんとなく休日を過ごしていましたが、意味を知って過ごす休日は、また別なものに感じてくるのではないでしょうか。
祭日というのは現在でいう、祝日に変わっているんですね。
出来ればもっと祝日(休日)を増やして公に休める日がほしい!
と思うのは私だけでしょうか。
取りにくい有給より祝日を!法律で!