前回、一条工務店のi-smartに住んだ夏のエアコンを24時間つけっぱなしにした電気代を紹介しました。
その時の記事はこちら→一条工務店の家でエアコンを24時間運転した夏の電気代
その結果、エアコンを24時間つけっぱなしにしても、電気代は驚くほど上がらずに、快適な生活が送れることが分かりました。
では逆に、エアコンのスイッチをONOFF(オンオフ)した場合、電気代はどうなるの?快適性は変わるの?
という疑問が浮かび上がってきます。
3年間、酷暑の夏を快適に過ごしていただけに、エアコンを切る生活に家族からの反対が激しかったのですが、なんとか説得し、スイッチの主導権を握ることができました。
そうです。
「エアコン24時間つけっぱなし」 VS「 家にいない時・部屋にいない時消す」
のどちらのほうが、電気代がかからないのか?あなたはどちらだと思いますか?
一条工務店i-smartでエアコンを24時間つけっぱなし電気代(前回のおさらい)
前回、一条工務店の家でエアコンを24時間運転した夏の電気代でお伝えした電気代はこちら。
- 2015年~2017年6月7月の2カ月間の平均は、10,616円
- 2015年~2017年7月8月の2カ月間の平均は、12,288円
冷暖房費が必要でない、春と秋の電気代が約9,000円ほどなので、差額約3,300円/月、1日約100円ちょっとで快適になったという結果でした。
ただし、毎年電気料金を見ていくと値上がり傾向にあるので、若干ではありますが高くなってきているように思います。
※表中の電気代更新中(2019年10月14日)
関東 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 |
5月 | 8,355円 | 8,675円 | 7,565円 | 8,656円 | 8,674円 |
6月 | 8,056円 | 8,436円 | 9,815円 | 10,604円 | 8,707円 |
7月 | 13,150円 | 10,651円 | 13,590円 | 14,147円 | 14,266円 |
8月 | 9,676円 | 12,363円 | 14,303円 | 14,542円 | 13,476円 |
9月 | 9,337円 | 9,065円 | 9,169円 | 9,805円 | 10,778円 |
10月 | 9,726円 | 9,169円 | 11,313円 | 9,873円 |
2018年エアコンのスイッチをONOFFにした電気代
※2018年の8月分明細が来たので更新しました!(赤文字)
関東 | 2018年 |
6月 | 10,604円 |
7月 | 14,147円 |
8月 |
エアコンスイッチをオンオフにした結果
2018年6月7月の2カ月間の平均は、12,375円に!
2018年7月8月の2カ月間の平均は、14,344円に!
明細を確認してみても、間違いありません。昨年2017年と比べると、微妙に電気代が上昇しています。
昨年との比較
- 2017年6月との比較では、789円アップ
- 2017年7月との比較では、557円アップ
- 2017年8月との比較では、239円アップ
2018年のエアコンスイッチ、ON OFF を繰り返すと3か月連続で、例年のエアコンスイッチ入れっぱなしより電気代が上がったという結果になりました。
4回目の夏を経験したわけですが、年々電気代が上がってきているのは、スイッチのONOFFしたからなのか?断熱性能の劣化?なのか?不明です。来年また計測してみます!
これが誤差になるのか?今年2018年が酷暑のためなのか?スイッチをオンオフにした結果なのか?
エアコンの使用方法
我が家にあるエアコンは、2台。
- LDKにある、長府製 再熱除湿式エアコン(床暖房に付随するエアコン)
- 寝室にある6畳用の ダイキンエアコン(後付け)
スイッチのオンオフ頻度
再熱除湿式エアコン
- 外出するときはオフ、帰宅時オン
- 夜就寝するときはオフ、起床時オン
ダイキンエアコン
- 朝6時ごろオフ、夕方オン
30年7月分明細(i-smart電気代)比較表では6月分として計上
30年8月分明細(i-smart電気代)比較表では7月分として計上
30年9月分明細(i-smart電気代)比較表では8月分として計上
スイッチをONOFFしたことによる変化
スイッチをオンオフしたことで感じた変化
- 少しだけモワッとする
スイッチオフで外出から帰宅した時に、夏特有の帰宅時のモワッとした感じがほんの少しだけ感じましたが、以前の住まいで感じた「暑くて、窓をすぐにでも開けたい、エアコンのスイッチをすぐにでも付けたい」、このような状態にはなりませんでした。
これは、高気密高断熱住宅の良いところですが、一度室内の空気を冷やしてしまえば、エアコンを消しても温度上昇が不快感丸出しの状態にはならないんです。
いわば「クーラーボックスに例えられるような家」になっているということなんです。
これは、冬場の暖房でも保温されることになり、同じ効果があります。
エアコンを消したことによるメリットデメリット
メリット
- 節電意識が芽生えた
デメリット
- ほんの少しだけの不快感(湿度)
- 月数百円の電気代アップ
まとめ
高気密・高断熱にもレベルがありますが、高い次元で省エネルギー基準をクリアしていれば、夏場のエアコンをつけても切ってもそんなに電気代に影響しないことが分かりました。
たしかに、一番電気代がかかる時はスイッチを付けた時ですが、設定温度との差がそれほどなければ、負荷になりにくいですもんね。
高気密高断熱の住宅に住めば、スイッチのオンオフに関わらず、あまり電気代を気にしない生活ができるようになります。
2017年7月16日~8月5日の3週間に熱中症で救急搬送された4429人のうち、約45%(1969人)が住宅で倒れていたことが東京消防庁のまとめでわかった。
というニュースが流れました。
また、総務省消防庁発表資料によりますと。
こちらも、住居の中(37%)での熱中症になる方が最も多いデータとなっています。
家の中でも熱中症になる方が多くいることを考えると、エアコンを24時間つけっぱなしにできる住宅性能は必要なものでしょう。
あなたがこれから家づくりをするのであれば、高気密・高断熱住宅を検討してみてはいかがでしょうか。
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冬の全館床暖房を24時間つけっぱなしにした電気代が気になる方は、一条工務店の全館床暖房をつけっぱなしにした電気代とその明細3年分を公開!をご覧ください。
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