皆さん気になっている、一条工務店の人気商品「i-smart」で家を建てると総額いくらいになるのか?
以前、一条工務店で建てる32坪平屋のi-smartの坪単価と建築費総額を公開!という記事で、平屋の場合での価格を紹介していましたが、多くの人は2階建てを希望していて、しかもよく「35坪だといくら必要ですか?」という質問をいただいておりました。(・・・社員じゃないのでわかりません、というのが正直なところですが・・・)
今回、知り合いのA氏が(私の紹介を経由せずに゜゜゜-y( ̄Д ̄)。oO○、お互い損しちゃいますからね!)i-smartⅡを建築したので、見積もりを拝借してまいりました。知り合いのA氏が使わなかった「紹介制度についての記事はこちらからどうぞ!」←
単価の注意点これから紹介する単価等は、2017年12月に契約をした知り合いA氏のものです。契約時期、建築地、直営なのかそうでないのか?等により変わります。その点ご承知おきください。
また、大手ハウスメーカーで建築を検討している方は、このくらいの金額がかかるという目安になるかと思います。
大手ハウスメーカーと比べると、一条工務店は高い部類にまでは入りません。さらに上に居るということですね。
性能で比較すると、間違いなくナンバーワンなんですけどね。
ハウスメーカーの断熱性能ランキングを知りたい方は、「ハウスメーカー断熱性能ランキングまとめ」をどうぞ!
▼一条工務店の価格についてまとめた記事です。
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i-smart35坪の詳細(基本情報)
知り合いのA氏が建てた家の詳細を紹介していくよ。
紹介つかわないって、ほんとに知り合いなの?
一条工務店:直営管轄(※¹)
商品:i-smartⅡ(アイスマートⅡ)(※²)硬質ウレタンフォーム仕様
- 延床面積:113.42㎡(34.31坪)
- 施工面積:118.41㎡(35.82坪)(※³)
地盤調査の結果、ソイルセメント工事が必要
(※¹)一条工務店は沖縄県を除く全国展開をしていますが、直営管轄とGC(グループカンパニー)に分かれています。坪単価は直営or GC、もしくは建築地エリアにより変わります。
坪単価はどんな条件で変わるのか?が気になった方は「一条工務店の坪単価が変わる条件」をご覧ください。
(※²)アイスマートは、2018年12月現在一つの商品のみとなっていますが、アイキューブはⅠとⅡという2つの商品に分かれています。それぞれ坪単価が変わります。
アイキューブⅠとアイキューブⅡの違いは何?いくら違うの?と思った方は「アイキューブのⅠとⅡの違い」をご覧ください。
(※³)一条工務店の本体工事価格、見積もり(資金計画)は施工面積で計算しています。吹抜けやバルコニーを1/2計算している為です。
単価の注意点一条工務店は、年々単価が上昇しています。1回の上昇で坪単価5,000円。年に1回もしくは2回程度と推測されます。
単価の上昇は、単に挙げているんじゃなくて、性能がアップしたときや仕様が充実したときに上がっている様子だね。
前は、断熱材がEPSから硬質ウレタンになったときとか、キャンペーン商品が標準化したときに価格改定があったみたいよね。
i-smart 35坪2階建て+太陽光発電9.8kwの総額
今回はずばり総額を紹介してから、詳細を見ていくよ。
総額≒3550万円!(; ̄□ ̄)yヾ ポロ
35坪の家だから・・・坪100万円なり(←普通このような計算はしません)
土地は含めずにこの金額ですが、地盤改良工事、太陽光発電約10kw搭載、外構工事にも170万、火災保険などをふくめているので、これだけで軽く500万オーバーです。そう考えると妥当なラインですね。
もし、地盤改良工事が無くて、太陽光発電を搭載せず、外構工事が100万円で収まったとすると、3100万円くらいで収まりそうだね。
紹介割引があれば、数十万は掛からずに済みます。どんな紹介割引があるの?と思った方はこちらからご覧いただけます。
費用総額の内訳は・・・
内訳は以前記事にした、「i-smart 32坪平屋の総額はいくら?」と同じように見ていきたいと思います。
- 建物本体工事御見積書
- 建築申請・その他業務諸費用
- 付帯・屋外給排水・雨水排水・浄化槽・ガス配管工事御見積書
- 標準仕様外工事御見積書
- 1~4にかかる消費税
- 太陽光発電システム御見積書(こちらは別枠にして紹介します)
ここまでは、建築請負工事契約書(一条工務店への支払い)に入る内容となります。
これ以外に必ずかかる費用として・・・
- その他費用(参考価格)
- 借入諸費用(参考価格)
- 預り金清算費用(参考価格)
以上を紹介していきます。
紹介する金額は、千円未満四捨五入していきます。
1.建物本体工事 | 22,811,000円 |
2.建築申請・その他業務諸費用 | 384,000円 |
3.付帯・屋外給排水・雨水設備費用 | 1,310,000円 |
4.標準仕様外工事費用 | 2,439,000円 |
5.消費税 | 2,073,000円 |
建物工事費合計(税込) | 29,100,000円 |
・その他費用 | 2,380,000円 |
・借入諸費用 | 567,000円 |
・預り金清算費用 | 654,000円 |
建築費用総合計(税込) | 32,701,000円 |
太陽光発電システム9.8kw(税込) | 2,717,000円 |
家と太陽光総合計(税込) | 35,418,000円 |
これで見ていくと、
- 建物だけの坪単価は≒63,7万円
- 建物工事費合計坪単価は≒81,2万円
- 太陽光発電含む坪単価は≒98,9万円
となり、どの時点の坪単価を言うかによって全く変わることが分かります。
一条工務店の営業マンが言うのは、建物だけの坪単価になるので、上記の63,7万円が正解。
この金額だけじゃ建たないっていうヤツだよね。
坪単価が5千円上がりました~となると、この坪単価が64,2万円になるってことですね。
この時点の坪単価には、消費税が含まれていないから、注意が必要よね。
建物費用以外にも、申請費用や付帯工事費用、標準仕様外工事が出てくるから、そこにも消費税がかかるからね。
建物本体工事見積もり
知り合いA氏が建てた i-smartⅡ 2階建ての施工面積は 118.41㎡。つまり35.82坪。
この施工面積が本体工事の大本の金額となってきます。
118.41㎡×㎡単価(192,647円)=22,811,331円
よって、坪単価は636,832円となります。
消費税は別途計算します。
うちが4年前に、32坪の平屋を建てたときは、坪単価が≒60万円だったから結構上がっている計算になるね。
ここ数年で資材高になっているって聞くし、性能アップ分だけじゃないのかもね。
【建築申請・その他業務諸費用】
【38.4万円】
この価格には、建築確認申請にかかる費用と、長期優良住宅申請費用(内15万円)が含まれます。
一条工務店の場合、建てる家の大きさによって、建築確認申請費用が少し変わる様子です。
大きくなれば上がり、小さくなれば下がる。
その他、申請関係がある方は費用が計上されます。
【付帯・屋外給排水・雨水排水・浄化槽・ガス配管工事御見積書】
【131万円】
- 仮設工事
- 屋外給排水設備工事
- 雨水排水設備工事
この価格も、建築地や家の大きさによって多少の変動がある部分なので、大まかに130万円前後かかるという感じで覚えるといいかもしれません。
以下131万円の内訳です。
仮設工事費用
家を建築する際にかかる費用です。
内訳としては・・・
- 足場費用
- 養生ネット
- 仮設水道
- 仮設電気
- 仮設トイレ
- 交通誘導員
などの項目があります。
追加で費用が必要となる場合
都心での建築では、資材置き場や職人の車を停める駐車場が必要になるなど、追加の費用が数十万円単位でかかることもあります。
どんなところで建築するのか?も総額を計算するうえでは欠かせないポイントです。
また、良く追加される項目としては、鉄板費用が上がるでしょう。
工事車両が入るときに、工事現場のぬかるみが酷い場合は「プライター」と呼ばれるプラスチック板を地面に敷く必要があります。
しかしプライターでは事足りない場合、鉄板が必要となり、枚数が多くなると1枚いくらで計上される場合があります。
屋外給排水設備工事費用
接道となる道路には、上水道・下水道が整備されています。そこから新築まで配管を整備することになるための費用です。
上下水道が無い場合等は、井戸や浄化槽などの設備費用が掛かります。
そのような費用が掛かるかどうか?は事前調査で判明しますので、見積もりの時には入っているのかどうか?を確認しておきましょう。
雨水排水設備工事費用
家の敷地内に降った雨は、敷地内で処理することが大原則になります。
屋根から伝わって落ちてきた雨がそのまま地面に流れると、庭が水浸しになってしまいます。
それを避けるための設備にもなります。
ただ最近のゲリラ豪雨になると、処理しきれない場合が多くあります。
【標準仕様外工事御見積書】
【243.9万円】
一番最初に提示している、建物本体工事費用に含まれていない標準仕様外の工事費用です。
一条工務店は、ベタ基礎がオプション扱いになるので、地盤調査の結果次第では追加工事費用が必要となります。(GC管轄では、ベタ基礎が表標準仕様のところもあるようです。その場合坪単価が上がっているものと思います)
【おすすめ参考記事】
一条工務店で無料地盤調査をした結果!ソイルセメント改良工事168万円!
標準仕様外工事内訳
- ベタ基礎
- 地盤改良工事(ソイルセメント)
- グランドカップボード
- ハイドロテクトタイル(キャンペーン価格)
- オリジナルテレビボード
- エコキュート(グレードアップ)
- 電気追加工事
- 各種キャンペーン
- 小物類等
標準仕様外の工事は、かならず必要になるものと、そうでないものがあります。
追加しようと思えば、どんどん追加できるものなので、予算を決めて優先順位をつけておきましょう。
わたしが取り入れた、間取りに入れておくと便利なものをまとめました。↓
一条工務店の間取りに入れておく便利なおすすめオプション収納スペース
【太陽光発電システム御見積書】
【256.1万円】
今回A氏は、9.8kwの余剰買取を選択しています。
10kw未満の場合、10年間の固定買取単価が適応されますが、11年目以降が不明確なことと、単価が下降傾向にあるため損益が厳しいと感じます。
単価は安くなったとしても、20年間の固定価格を確保したほうが精神安定上よろしいかと思います。
20年に伸びても、買取単価が半分にはなりませんからね。
10kw以上搭載が可能な面積を確保できるようなら、おすすめします。
※現在の買い取り単価は、資源エネルギー庁発表の固定価格買取制度より確認いただけます
ただし、10kw以上の場合は、系統連系費用が掛かる可能性もあるから、気を付けないとね。
系統連系費用が大きくなるケースは、建築地の周辺に家があまりないなどの場合です。
新たに電柱を設けるなどの時に、「あなたの家のためだけに整備する」ことになり費用を請求されます。
買電だけの時(太陽光発電を搭載しない)は、電柱の費用は請求されないみたいですね。あくまで、電気を売る事業者(10kw以上)という立場になったときが該当している様子です。
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上記以外にかかる費用
この費用で、大きく総額がズレてきますので、資金計画時点で細かい部分まで洗い出しておくことをおすすめします。
- その他費用(参考価格)
- 借入諸費用(参考価格)
- 預り金清算費用(参考価格)
そうだね、あとは太陽光発電の10kw以上の時にかかった、系統連携費用。
これは、引き渡し時まで判明しなかったから、40万円は痛かったな・・・。
その他費用
【238万円】
その他工事費用は、一条工務店(ハウスメーカー)で把握しずらい部分です。個人によって必要、必要じゃない部分が含まれるからです。
ハウスメーカーとして、これは掛かるんじゃ無いか?という部分は最低限の価格でもいいので参考価格として入れてもらいましょう。
- 一次外構工事費用
- 完成時外構費用
- インテリア費用(カーテン等)
- 火災保険・地震保険費用
- テレビアンテナ工事費用
- 水道別途工事費用
これ以外にこだわりがあればかかる費用
- フロアコーティング費用
- 家具家電購入費用
クレーム報告が多い残土処分費用
注意したいのが、基礎や駐車場を作るときにでる「残土」の処分金額です。
やってみないと分からない部分でもあるのですが、まったく聞いていないと数十万出てくることもあったりするのでもめる点となります。
土地から購入する場合も、どのくらい出るのか?確認しておきましょう。
借入費用
【56.8万円】
借入費用は、借入金融機関や借入額・借入期間・借入する人等により保証料が変わります。
借入を起こそうとしている、金融機関で正確に計算する方法がベストです。
金融機関によっては、ホームページ上で保証料等を自動計算できるようになっています。
- 保証料
- 貸付手数料
- 金消契約印紙代
預り金清算費用
【65.4万円】
一条工務店の預かり金は、いったん80万円を預けるようになります。そこから随時かかった費用を処理していき、引き渡し後に残金があれば明細とともに戻ってくるようになります。
逆に足りなくなる場合もあり、その時は、営業さんから費用の請求があると思います。
- 上水道加入金
- 契約関係印紙代
- 設計費用
- 建物登記費用
- 諸官庁手続き費用
引き渡しからずいぶん経ってから返金されるから、あまりあてにしないほうがいいかもね。
一条工務店紹介制度
一条工務店は、値引きがないことで有名です。
しかし、紹介されれば何かしらの特典が用意されています。
その紹介がどんなものなのか?をまとめた記事がありますので「紹介制度の詳細まとめ」からご覧ください。
値引きが無いからこそ、紹介制度は使いたいね。
▼一条工務店の価格についてまとめた記事です。
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