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【一条工務店は高い】といわれますが、それは間違いではありません。

しかし、実際に住んでみると快適性が高いことから、逆に安い買い物をしたんじゃないか?と妻と話しをする機会があるくらい、お買い得と言えるのも確かです。

実際に用意するお金は、決して少ないわけではないので、値引きがない一条工務店から少しでも費用を減額できるものがあるなら、そうしたい人はたくさんいるでしょう。

実は、坪単価が半額になる間取りが存在します。

それは、吹き抜けを採用した間取りです。(2階限定間取り)

普通なら、吹き抜けがある間取りはデメリットが多く、敬遠されがちなものです。

ただ、吹き抜けは、超高気密高断熱の一条工務店だからできる減額方法の一つかもしれません。

 

▼一条工務店の価格についてまとめた記事

一条工務店の吹き抜けは坪単価50%OFF設定

一条工務店の価格設定は、施工面積で計算されます。

そのため、床材がない吹き抜けは、坪単価の1/2計算で提供されます。

 

例えば、1階20坪、2階20坪の総2階40坪、坪単価60万とした家で、考えてみます。

総2階40坪は2400万円の価格となります。

しかし、6坪分の吹き抜けを採用した場合、計算上半額になるので3坪分の計上で済むことになります。

つまり、3坪分の180万が引かれ2220万円の価格となります。

じょし

でも、一条ルールがあって2階面積の1/3までが、吹き抜けを作る限度になっているんだよね。

あお

耐震強度が下がることは、安全上したくないという理由からみたいだね。

外観上は、40坪の家とまったく同じ見た目を作ることができるので、価格は安くなっても、見た目でも恰好を付けることが可能になります。

一条工務店の吹き抜けは寒くない

一条工務店の断熱性能は、ハウスメーカーの中でトップクラス。

ハウスメーカー名 断熱性能UA値 商品 工法
北海道限定 土屋ホーム 0.25以下 ネオレジェンドゼット 木造
1 一条工務店 0.25 i-cubei-smart 木造(2×6)
2 クレバリーホーム 0.28 エネリート 木造(軸)
3 アイフルホーム 0.30 セシボ極(きわみ) 木造(軸)
4 一条工務店 0.38 夢の家Ⅳ 木造(軸)
5 ウィザースホーム 0.39 仕様 木造(2×6)
6 住友不動産販売 0.42 仕様 木造(2×6)
7 スウェーデンハウス 0.43 仕様 木質系プレハブ
8 ミサワホーム 0.43 120パネル仕様 木質系パネル
9 三井ホーム 0.43 プレミアムモノコック 2×6
10 住友林業 0.46 仕様 木造(軸)
11 セキスイハイム 0.46 グランツーユー 2×6

この性能は、寒さ暑さの快適性にも現れます。

 

展示場へいくと、赤外線温度計があり、吹き抜けのある1階床面の温度と、吹き抜け部の天井温度を測ることができます。

A_Life 赤外線放射温度計 非接触 レーザークラス 2 デジタル温度測定器 ガンタイプで携帯型 温度計 ワインクーラー暑いアスファルト、料理作り プール 給湯管などに対応 乾電池付き (-58°F~716°F黄色)
A_Life
じょし

見当たらない場合は、営業マンに言うと貸してくれるから、樹脂サッシなんかの温度も計測してみると面白いよ。

その温度差約1℃。

吹き抜けがあっても、リビング階段にしたとしても、2階の冷気が下がってくるということがほぼありません。

ただ、冬の時期2階の床暖房を切った状態にすると、冷気を感じることがありますので、ゆるくても全館床暖房をすることをおすすめします。

じょし

吹き抜けだけじゃなく、トイレやお風呂に行っても寒さを感じないよね。

温度差1℃が物語る電気代の掛かりにくさ

天井と床面の温度差が開けば開くほど、人は寒さを感じ、暖房の温度設定を上げることになります。

しかし、高断熱の一条工務店の家では、温度差がたったの1℃。

熱が逃げにくく、暖房器具の温度設定を高くする必要がほぼありません。

電気代の比較(全国平均 VS i-smart)

全国のオール電化世帯平均と、実際に住んでいるi-smartの年間電気代と比較してみました。

吹き抜けではありませんが、巨大な勾配天井(12.5帖分)を採用しています。

勾配天井イメージ

全国オール電化住宅世帯の平均電気代

東京電力 160,236円/年
北海道電力 281,577円/年
東北電力 183,252円/年
中部電力 210,576円/年
関西電力 201,264円/年
四国電力 156,144円/年
九州電力 145,848円/年
平均 190,868円/年

総務省統計局の家計統計調査より

あお

寒冷地になる、東北・北海道が電気代を惜しげている感じがするけど、温暖地域の平均で見ると、15~16万くらいなのかな。

i-smartオール電化、全館床暖房24時間運転電気代

北関東某所 2017年
1月 17,580円
2月 17,723円
3月 15,100円
4月 10,945円
5月 7,565円
6月 9,815円
7月 13,590円
8月 14,303円
9月 9,169円
10月 11,313円
11月 16,404円
12月 20,798円
年間合計電気代 164,305円※

※太陽光発電は、全量を採用しているため電気代に関係してきません。

冬場まったく寒くない、全館床暖房を24時間つけっぱなしにし、夏はエアコンを24時間停めない生活をした際の電気代です。

普通に考えると、贅沢な空間を作るために24時間冷暖房することになりますが、全国の平均と比べると3万円弱安く、関東で比較すると4千円程度のコストアップで済んでいます。

じょし

24時間つけっぱなしにした最初の年は、どれだけ電気代がかかるんだろうって心配したのを覚えているよ。

詳細は、下記おすすめ記事にて紹介しています。

おすすめ参考記事

一条工務店の全館床暖房をつけっぱなしにした電気代とその明細3年分を公開!

吹き抜けを採用するデメリット(一般例)

じょし

吹き抜けを採用するかどうか悩んでいると、よく出てくるのがデメリットだよね。

一般的に吹き抜けは、憧れがある反面、デメリットが多くある一つでもあります。

そのデメリットを見ていきましょう。

  • 2階床面積が減る
  • 寒さを感じる
  • 冷暖房費がかかる
  • 音やニオイが広がる
  • 掃除やメンテナンスが難しい
  • 構造的に弱くなる

2階床面積が減る

当たり前ですが、あるべき床を吹き抜けにしているので、2階の床面積は減ります。

そのため、残りの面積で効率よく部屋を作る必要が出てきます。

廊下を減らすとか、収納を減らすとか、トイレは1階のみにするとか。

 

そのため、納得する間取り図を、作成する時間がかかるのがネックにもつながります。

寒さを感じる

一般的な家(省エネルギー基準レベル)の場合、吹き抜けを作ることで吹き抜け天井と1階床面の温度差が大きくなる傾向にあります。

これは、リビング階段を採用した間取りでも起こる現象で、冷気が下に下がることから起きます。

これをなくすためには、超高断熱高気密にするほかありません。

たとえるなら、最低でも断熱性能Q値を1.0以下にすることが求められます。

省エネルギー基準レベルの家であれば、吹き抜けが無くても寒いことには変わりがないことは、内緒です。

冷暖房費がかかる

上記で寒さを感じることの説明をしましたが、その弊害として冷暖房の設定温度を高くすることで、快適性を上げようとします。

つまり、冷暖房費(光熱費)がかかるということです。

これの解決策も、断熱性能・気密性能を高めることです。

音やニオイが広がる

音やニオイが、家中に広がる動線になってしまいます。

リビングなどでの話声やテレビの音が、2階にまで響き、プライベートな空間を演出することが難しくなります。

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2階の足音を気にするくらいの方であると、吹き抜けに求める防音性は皆無に等しいかもしれません。

また、キッチンや食事で出るニオイは、満腹感を満たした時点では不快そのものです。

換気システムの排気口の設置場所を十分に検討しなければ、2階へニオイを引き上げる一つにもなってしまいます。

掃除やメンテナンスが難しい

吹抜けの窓

吹き抜けには、窓を採用することがほとんどです。

その窓のお掃除は、長い棒を付けて吹き上げるか、危険を承知で、はしごを使うかとなります。

それも嫌だとなると、専門の清掃業者に高い費用を払い掃除を依頼することとなります。

 

さらに、高い場所のクロスメンテナンスが容易にできません。そうそうはがれることはないとは思いますが、そうなったときのメンテナンスは困難を極めます。

 

また、長寿命のLED照明が浸透してきたとはいえ、交換するときは素人にはまず無理でしょう。

特にダウンライトになると、天井埋込型になるので、プロでも室内に足場を組む安全上の対策をします。

ダウンライト1個数千円に対して、足場代数万円という結果になります。

 

吹き抜け部の照明計画は、しっかりとしたうえで間取りを作成することをおすすめします。

構造的に弱くなる

2階の床面がなくなるということは、水平のよじれに対して弱くなることを示しています。

つまり、地震が来たときの横揺れに対して、弱いということです。

特に、吹き抜けを作りたくなる、太陽が差し込む南側は、普通でも1階の面に大きな窓を採用したくなるでしょう。

窓のある開口部は、体力壁がないことになるので、他で賄えるようにしっかりと構造計算をしなくてはなりません。

あお

ここで、紹介したデメリットの寒さと冷暖房費は、高気密高断熱住宅にすると解決する一つになるんだ。

吹き抜けを採用するメリット

吹き抜けを採用するメリットは、高気密高断熱でも変わりません。

満足感が高まる

吹き抜けを採用したい人からすると、この「満足感」は何物にも代えがたいものになりますよね。

自分の家を作るということは、少なくとも自己を満たすことが含まれます。

一般的な、1・2階の家もいいですが、遊び心を満たすのに「吹き抜け」は好材料になるでしょう。

開放感が得られる

吹抜け

低い天井があると無いとでは、得られる開放感が全く違います。

遠くの緑を見ることで、リラックス効果が表れることは分かっていますが、それに似た効果を感じることでしょう。

吹き抜けを設けなくても、最近のハウスメーカーでは天井高270㎝とかそれ以上とかの商品をそろえています。

光が奥の部屋まで届く

吹抜け

吹き抜けをつくると、そこには大きな窓が付くでしょう。

その窓からは、大量の自然光が家中に注がれることになります。

光を部屋の奥まで届かせるには、高い位置に窓を設けることが有効と言われるので、吹き抜けに設けた窓は、その最たるものになるんです。

下記落書きを見てください。

光の差し込むイメージ

1階の窓から差し込む日差しが部屋を照らす範囲は少なく、吹き抜け窓からの日差しは、家の奥まで届くことが分かります。

照明の電気代が抑えられる

吹き抜けの窓から、自然光が注がれることで、人工的な照明に頼らない生活が可能になります。

現代のLED照明は、消費電力も少なく省エネになっていますが、使わないことと比較すると、節電効果は断然変わります。

特に、曇りの日ほど、明るさを感じることになるでしょう。

 

一条工務店の吹き抜けのある家

吹抜け階段

一条工務店で、吹き抜けを採用すると、一般的に言われるデメリットがデメリットでなくなることがあります。

それは、「寒さを感じる点」や「冷暖房費がかかる点」。これが、高気密高断熱の恩恵で消えてなくなります。

つまり、吹き抜けを採用することで、坪単価は下がり、メリットのほうが多くなることにつながります。

 

是非、お好みで吹き抜けのある間取りを手に入れて欲しいのですが、吹き抜けのある間取り図は、納得のいくものを作るのに試行錯誤する時間が必要になります。

 

▼一条工務店の価格についてまとめた記事

 

間取りで失敗したくないときに

図面イメージ

デメリットでもお話していますが、2階面積が少なくなることで、部屋の配置を納得いくものに仕上げるのに時間がかかります。

しかし、一条工務店は契約後の打ち合わせ回数(5~6回)に制限を設けているところがほとんどです。

無制限に打ち合わせはできないのが現状。しかも、契約前には設計士が入った間取り図作成はできません。

最初から吹き抜けを採用したいと考えているのならば、事前に吹き抜けのある間取り図を何点も見ておくことが失敗をしない家づくりの出発点となります。

 

そこで利用したいのが、タウンライフ家づくり

タウンライフイメージ

私は、タウンライフ家づくりで多くのハウスメーカーの資料請求をしたのですが、図面の無料作成サービスも行っているんです。

1回の申し込みで、あなたに合うプランを複数のハウスメーカーが提案してくれます。

 

例えば、5社にプランを依頼した場合、吹き抜けのあるまったく違うプランが5つ出来上がります

それを眺めることで、考えてもみなかった間取りができたり、問題点も見えてくるでしょう。

 

さらに、そのプランにあった見積もりももらうことができるので、一条工務店に絞り込んでいないのであれば、比較他社として検討することもできます。

 

申し込みはわずか3分

下記公式サイトから今すぐ間取り図の依頼が可能です。

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