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注文住宅を選ぶとき、ハウスメーカーの選択はとても大事な一歩です。

そんなときに参考にしたいのが、「ランキング」です。

ハウスメーカーもそれぞれ「独自の特徴」を売りにしているので、「何を基準に」「何を信じて」選べばいいのかわからなくなってしまいがちです。

 

今回は、住宅の省エネルギー性・快適性・経済性を左右する「断熱」「気密」そして、総合的にみた「ZEH」さらに、「顧客満足度2019」(オリコンランキング)の4つの視点で紹介したいと思います。

 

  1. 【断熱性能】ハウスメーカーランキング
  2. 【気密性能】ハウスメーカーランキング
  3. 【ZEH実績】ハウスメーカーランキング
  4. 【顧客満足度】ハウスメーカーランキング

 

【断熱性能】の必要性とハウスメーカーランキング

注文住宅を検討するうえで、欠かすことのできない性能の一つに「断熱性能」があります。

断熱性能は、「寒さ」「暑さ」を回避するだけでなく、「快適性」「省エネ性」「経済性」「耐久性」など多くの性能を左右する、とても重要な「性能」です。

 

「断熱性能」は、数字で表すことのできる性能なので、建築する家がどの程度の断熱性能を持っているのかを知ることができ、また選ぶことができるものです。

 

住宅の「断熱性能」を比較するための指標は、平成28年の省エネルギー基準が最新です。(2019年現在)

 

※省エネルギー基準については、【住宅基準を分かりやすく解説】省エネルギー基準って何?ZEH基準(ゼッチ)ってなに?の記事で詳しく紹介しています。

 

「省エネルギー基準」は、住宅にとってとても重要な指標となるため、2020年までに「義務化」できるように動いていましたが、2018年末に「延期」の方向性を示しました。

 

国土交通省は、2020年までに新築住宅・建築物の段階的な省エネルギー基準適合義務化が求められている中、基本的には小規模(300平方メートル未満)住宅・建築物は適合義務化の対象に含めない方針を示した。

ただし、適合率引き上げを図るため、基準および手続きの合理化や簡素化は行う。

一方、建築士には建築主に省エネ基準に適合するのかの説明義務を果たさせる制度を創設する。情報提供により、住まい手となる住宅の建築主に省エネへの理解を促す。

さらに、注文戸建て住宅を多く請け負う住宅事業者は、住宅トップランナー制度と同様の仕組みを設け、基準適合の努力義務対象にする。

※住宅産業新聞原文 第1926号より(2018.12.6)

「省エネルギー基準」が延期されるとしても、住宅の「快適性」「省エネ性」「経済性」「耐久性」等に大切なことには変わりありません。

ここ最近の酷暑や暖冬などの、環境変化には安定した住環境が欠かせないことから、予算に合わせ、できるだけ高い「断熱性能」を確保できるようにしたいものです。

 

【断熱性能ハウスメーカー別ランキング】

ハウスメーカー名 断熱性能UA値 商品 工法
北海道限定 土屋ホーム 0.25以下 ネオレジェンドゼット 木造
1 一条工務店 0.25 i-cube

i-smart

木造(2×6)
2 クレバリーホーム 0.28 エネリート 木造(軸)
3 アイフルホーム 0.30 セシボ極(きわみ) 木造(軸)
4 一条工務店 0.38 夢の家Ⅳ 木造(軸)
5 ウィザースホーム 0.39 仕様 木造(2×6)
6 住友不動産販売 0.42 仕様 木造(2×6)
7 スウェーデンハウス 0.43 仕様 木質系プレハブ
8 ミサワホーム 0.43 120パネル仕様 木質系パネル
9 三井ホーム 0.43 プレミアムモノコック 2×6
10 住友林業 0.46 仕様 木造(軸)
11 セキスイハイム 0.46 グランツーユー 2×6
12 ヤマダホーム 0.50 仕様 木質系パネル
13 積水ハウス 0.87 仕様 木造・鉄骨
14 ダイワハウス 0.87 仕様 鉄骨
15 へーベルハウス 0.87 仕様 鉄骨
16 パナソニックホームズ 0.87 仕様 鉄骨
17 トヨタホーム 0.87 仕様 鉄骨
18 タマホーム 0.87 仕様 木造(軸)
19 桧家住宅 0.87 仕様 木造(軸)

※公式ホームページ。ニュースリリース等から情報を抜粋しています。

※公式に発表していないハウスメーカーは省エネ基準の0.87を記載しています。

※各ハウスメーカー、ZEH仕様とする場合、断熱性能を上げる施策をとっています。

通常・ZEH仕様でどの程度の断熱性能を有するのかは、商品タイプ、間取り等によって変わります。

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【気密性能】ハウスメーカーランキング

気密性能は、住宅にどのくらいの「隙間」があるのかを数値化(計測)できる性能です。

1999年の省エネルギー基準に記載されていましたが、2013年の省エネルギー基準改正で「気密性能」の基準が改悪され削除されてしまいました。

削除された理由は、「広く浸透したから」とのことですが、現実は気密性能が低い住宅が多く販売され、「結露」などに悩まされる原因ともなっています。

 

実は「結露」、気密性能と断熱性能と換気性能をしっかりと満たすことで、ほぼ起きにくくすることができるものです。

 

断熱性能ほど注目を浴びていない「気密性能」ですが、現実は、「断熱性能と気密性能」は切っても切り離せない関係なんです。

 

例えば、隙間風が入ってくる破けたダウンジャケットを着れば、暖かいはずが、寒さを感じずにはいられないでしょう。

住宅も同じで、いくら高価な断熱材を使用しようとも、隙間だらけでは効果が半減されてしまうというものです。

 

気密のポイントは、「計測ができる」という点です。施工中に計測をするので、実際の数字を把握することができます。逆に、計測できることで、ハウスメーカー側としては、公表している数値になるかどうか、ハラハラするということ。どれだけ丁寧(隙間をなくすように)に施工をしているか?が通信簿のように現れるということです。

 

一般情報として、鉄骨造は気密が出にくい傾向にあり、ツーバイ工法などは気密が良く出やすい傾向にあります。

気になる方は、立会いができるものなので、思い出として記録しておくのもいいかもしれません。

 

逆に、「断熱性能」は計測できるものではなく、机上の計算で行うものです。

この断熱材をどのくらいの量使えば、このような数値になるはずだ。

という計算をします。

つまり、お金を掛ければ、形だけは「高断熱住宅」を作ることは可能ということです。

 

ちょっとそれてしまいましたが、気密性能ランキングをご覧ください。

 

【気密性能ハウスメーカー別ランキング】

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順位 ハウスメーカー(タイプ) C値(気密性能)
1 FPの家 0.44
2 アエラホーム(クラージュ) 0.47‐0.50
3 一条工務店(i-シリーズⅡ) 0.59
4 一条工務店(夢の家Ⅳ) 0.61
5 アイフルホーム(セシボ極) 0.61
6 スウェーデンハウス 0.73
7 ユニバーサルホーム(発砲ウレタン) 0.74
8 セキスイハイム(グランツーユー) 0.99
9 土屋ホーム 1.0以下
10 ヤマダホーム(多重断熱・気密施工) 1.0
マンション平均 1.0
11 三井ホーム(プレミアムモノコック) 1.0‐1.5
12 セキスイハイム(鉄骨系) 2.0
12 東急ホーム(ミルクリーク) 2.0
14 積水ハウス
14 ダイワハウス
14 へーベルハウス
14 住友林業
14 パナソニックホームズ
14 トヨタホーム
14 ミサワホーム
14 住友不動産
14 タマホーム

※気密性が高いといわれているマンションは、気密性能C値=1.0程度といわれています。

 

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【ZEH実績】ハウスメーカーランキング

戸建て住宅を検討し始めると聞こえてくる「ZEH住宅」

 

ZEH住宅とは

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。

引用:経済産業省 資源エネルギー庁より

 

要は、エネルギーを使っても、自前で賄える住宅(=光熱費)がかからないような住宅のことです。

 

普通の家なら、消費エネルギーが10,000円かかるところ、ZEH住宅なら、省エネ化して7,000円になり、7,000円分は太陽光発電などで賄い0円になるようなこと。(数字はあてているだけです)

 

このように考えると、とてもいい住宅ですが、購入するときには一般住宅よりも高めになります。

 

高性能な断熱仕様、高効率な給湯設備、省エネなエアコンなどなど、ZEH住宅にするのに費用が掛かります。

ただ、それでも生涯のコストと比べると、安価につながることになるので選ぶ人が増えているのも現状です。

 

ZEH住宅には、補助金制度があり、一定の要件を満たし、審査に合格するともらえます。それには、ZEH住宅を作ることを認定された「ZEH住宅ビルダー」になっている建築会社に依頼することが必要です。

Siiという一般社団法人が、ZEHビルダーを管理しています。

 

補助金はいらないけど、ZEH住宅基準の家を検討したいという方は、もちろん作ることができます。これはビルダーでなくても問題ありません。

 

つまり、これから建てる住宅は、すべてZEH住宅になるのか?というとそうではなく、通過点に過ぎないということです。

住宅業界の住宅性能を引き上げるために、「補助金」というニンジンをぶら下げているだけのことなので、基準を参考にするのは良いでしょう。

 

昔の住宅基準(省エネ基準)より、高い基準の家が建てられているように、ZEH住宅以上に性能が高い住宅が出てくるでしょう。(今で言うと、LCCM住宅です)

 

【ZEH住宅実績】ハウスメーカー別ランキング

順位 ハウスメーカー名 ZEH率 販売棟数(2017年) ZEH供給棟数
1 積水ハウス 76% 13,294戸 10,103棟
2 一条工務店 72% 12,704戸 9,146棟
3 セキスイハイム 50% 9,880戸 4,940棟
4 住友林業 33% 7,864戸  2,595棟
5 パナソニックホームズ 28% 5,090戸  1,425棟
6 へーベルハウス 25% 10,076戸  2,519棟
7 ダイワハウス 22% 9,227戸  2,029棟
8 ミサワホーム 22%  6,885戸  1,514棟
9 住友不動産 22%
10 ヤマダホームズ 15% 1,048戸  157棟
11 ウィザースホーム 15%
12 スウェーデンハウス 13%
13 アイフルホーム 13%
14 トヨタホーム 11%
15 三井ホーム 10% 3,162戸  316棟
16 クレバリーホーム 3%
17 タマホーム 2%  8,310戸  166棟

 

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【顧客満足度】ハウスメーカーランキング

毎年、多様なランキングを発表している「オリコン」から、2019年もハウスメーカーの顧客満足度ランキングが発表されました。

 

輝く第1位は、5年連続となる「スウェーデンハウス」、第2位は「ヘーベルハウス」でした。

このランキングは、顧客満足度の総合点となりますが、その評価項目は14にも上ります。

 

  1. 打合せのしやすさ
  2. モデルハウス
  3. 情報のわかりやすさ
  4. 営業スタッフの対応
  5. 金額の納得感
  6. 設計担当者の対応
  7. デザイン
  8. 付帯サービス
  9. ラインナップの充実度
  10. 住居の性能
  11. 設備・内装の質
  12. 施工担当者の対応
  13. アフターサービス
  14. 長期保証

2019年のスウェーデンハウスは、14項目すべてにおいてNo.1 を獲得しています。

 

【顧客満足度】ハウスメーカー別ランキング

順位  ハウスメーカー 昨年差異
1位 スウェーデンハウス
2位 へーベルハウス(旭化成)
3位 積水ハウス 1Up
4位 住友林業 1Down
5位 三井ホーム
6位 一条工務店
7位 パナソニックホームズ
8位 セキスイハイム
9位 ダイワハウス
10位 ミサワホーム 1Up
11位 住友不動産 3Up
12位 トヨタホーム 2Down
13位 サンヨーホームズ 1Down
14位 富士住建 Up
15位 ユニバーサルホーム 4Up
16位 アキュラホーム 3Down
17位 クレバリーホーム 1Down
18位 日本ハウスホールディングス 1Down
19位 レオハウス 4Down
20位 ヤマダホームズ 2Down
21位 イシンホーム 1Up
22位 桧家住宅 2Down
23位 アイフルホーム 2Down
24位 タマホーム 1Down
25位 アエラホーム Up

参考:オリコンハウスメーカーの注文住宅ランキング

 

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まとめ

今回は、「断熱性能」「気密性能」「ZEH実績」「顧客満足度」のランキングについて紹介してきました。

どこのハウスメーカーが良いのか?

迷っている方は、参考にしてみてください。

 

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