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注文住宅を購入しようと思ったとき、「値引きができるのか?」というのが気になりませんか?

噂では、「200万値引きができました」とか「15%の値引き幅をゲットしました」とか書き込まれています。

自分にも、同じくらいの値引きをすることができるのか?

 

値引きというと、中々自分から切り出せない人もいるのではないでしょうか。

そもそも、

  • 値引きができるハウスメーカー、できないハウスメーカーがあるのか?
  • 自分だけ、値引きをされていないんじゃないのか?

 

いろいろと疑心暗鬼にもなってしまいます。

もし自分だけが値引きをされていないことが分かったら、この先長く付き合っていく上で気持ち良く住んでいけなくなってしまい兼ねません。

そうならない様に「注文住宅の値引き相場」を把握して「交渉力」「交渉材料」も身に着けておきましょう。

注文住宅の値引きは可能

一条工務店のような、特殊な例を除いては「値引き」が可能と思って問題ないでしょう。

特に、大手ハウスメーカー等は、値引きをするのが一般的になっているので、交渉力によって、値引き幅が変わってきます。

 

値引き割引の種類

値引きや割引きと言った値段を下げる手段はいろいろ存在します。

まず、自分にどれが当てはまっているのか?を確認してみましょう。

 

そして、どれにも当てはまらない場合は、交渉をする準備をしましょう。

まずは、交渉の必要がない割引から見ていきましょう。

 

勤務先提携企業の場合

勤務先とハウスメーカーが、福利厚生という名目で「割引」を実施している場合があります。

これは大手ハウスメーカーと呼ばれるところであれば、普通に取り扱っています。上場企業で社員数がある程度在籍している会社であれば要チェックです。

特典としては、2%~3%程度の割引(本体工事価格より)が受けられる場合があります。

 

3000万円の建物の場合、60万円~90万円の割引きとなるので、提携している場合は見逃せないところです。

【よくある提携先】

すべてのハウスメーカーではありませんが、多くのところで提携している勤務先があります。

  • 自衛隊関連(陸海空)
  • 県庁職員
  • 公務員等
  • 関連企業
  • 大手製造関連企業など

ハウスメーカーも、販売につながる優良顧客を紹介してもらえるきっかけとして、ある程度の企業規模(上場企業や関連企業)になると、営業をかけている様子です。

勤務先の総務部門などに、住宅を建てる場合の福利厚生があるかどうか?を確認しておきましょう。

 

じょし

転勤がある勤め先なんかだと、家を建てるというのが分かると、転勤命令がでるなんて聞いたことがあるんだよね。

会社に中々聞きづらくない?

あお

そういう場合は、気に入ったハウスメーカーに聞くといいよ。

提携しているかどうかはすぐにわかるからね。

 

親族や知人がハウスメーカーで建築している場合

身内や親族がハウスメーカーで建築している場合、そのほとんどが「紹介割引」の対象となるでしょう。

ハウスメーカーとしては、実際に住んでいる人からの紹介は、ある程度内容を知ったうえでの紹介となることがほどんどのため、これほど熱い紹介はないのです。

ハウスメーカーによって割引率は変わりますが、2%~5%程度がメインとなってきている様子です。

【紹介者と被紹介者との関係性】

紹介制度は、だれでもいいという訳ではなく、つながりがあることが必要です。

紹介者と被紹介者との関係性次第で、紹介率が変わると思ってください。

 

  • 親族関係は1親等2親等などの関係性
  • 友人知人の関係性
  • ご近所などの関係性

 

紹介者にはいろいろな種別があります。

 

紹介制度が緩いハウスメーカーでは、知人の知人という、かなり遠い感じの紹介でも有効となるところもあります。

営業個人が、契約が欲しい時には「誰か建築済みの紹介者を見つけてきてください」と、言われることもあるようです。

株式公開メーカーの場合

大手ハウスメーカーなどの場合、株式上場している場合があります。

そういった場合、株主になっていると受けられる特典(優待)に値引きがある場合があります。

【株式公開メーカーの例】

今現在、廃止されていますが、積水ハウス株式会社は、株主に対して「ポイント制度」を実施していました。

保有ポイントに対して、1ポイント20,000円引きのサービスを受けることができるというもの。

※ポイント配布は廃止となっていますが、保有している方は期限付きでポイントが利用できるようです。

投資などをしている方は、一度確認してみるのもいいでしょう。

ハウスメーカーの値引きの実態

上記のような、決まった割引きは、特別感はなく、条件に当てはまれば適用されるものです。

しかし、建てたい人と買ってもらいたいハウスメーカーには、「交渉」次第で高額な値引きを引き出すことができます。提携や紹介はあってないようなものかもしれません。

では、どの程度の「値引き」が行われているのでしょうか?

 

大手ハウスメーカーの平均値引き率

大手ハウスメーカーの口コミや評判、ブログなどでは、値引きの現状が語られています。

そういった情報を整理してみると、以下のような値引き率が引き出されていることがわかります。

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ハウスメーカー名 値引き率(目安)
積水ハウス 3%~5%
大和ハウス 10%
セキスイハイム 10%
住友林業 8%
パナソニックホームズ 10%
三井ホーム 8%
ミサワホーム 15%
トヨタホーム 5%
ヘーベルハウス 5%
一条工務店 0%

この表に出ている数字は、必ずしも受けることができる値引き率ではありません。

建築タイプや請負金額等により、ハウスメーカーの利幅が変わったり、決算前でどうしても数字が欲しい時には、これ以上の値引き率を獲得できることもあるでしょう。

あくまで目安としてお考え下さい。

 

注意してほしいのは、あまりにも大きな値引き幅や率が提示されたときです。

例えば20%以上の値引きがされた場合などは、元の値段がいくらなのか?に疑問を持つ必要があります。

3000万円から20%の値引きが適用されるということは、600万円の利益を飛ばしてもハウスメーカーが契約を獲得したいのか?どうか。

元の金額を疑う必要が出てきます。

大手7社の戸建て平均単価(実績)

住宅産業新聞という、主要ハウスメーカーの動向を毎年調べている新聞があります。

それによると、ハウスメーカーの平均販売価格は以下のような単価となっています。

出典:住宅産業新聞

 

※企業の決算内容から読み取っているので、間違いない数字となっている様子です。

2017年度の積水ハウスの平均単価は3807万円となっています。その平均床面積は137.9㎡。

つまり、約42坪の家を3807万円で購入しているということになります。

 

【参考例】積水ハウスの決算内容

出典:積水ハウスホームページ決算より

 

「交渉」が苦手な人がもっておくべき値引き交渉材料

値引きをしてもらうためには、「交渉力」が必要とされるので、苦手な人には難しいところでしょう。

そういった時には、上記のような平均価格を知っていると、提示された「見積額」が相場に近いのか?を判断する材料となります。

 

しかし、一番の交渉材料は「他社の見積もり」です。

これには、ある意味「言葉」は必要ありません。

 

比較対象となる「他社」は、あまりにもかけ離れていると、競合になりにくいので、できるだけ交渉相手となるハウスメーカーに近い存在を選びましょう。

 

一番いいのは、あなたが迷っているハウスメーカーを比較として出すこと。

あなたの、本当に「迷っているんだ」という想いが交渉に現れるので、ただの当て馬にしているハウスメーカーよりも真実味が違います。

それでも、他社見積もりは多くあったほうがいいので、少なくとも2~3社は準備しておきましょう。

 

比較するハウスメーカーは似た特徴を持つ競合を選択

ハウスメーカーには、それぞれ得意とする分野があります。

例えば・・・

  • 省エネ性能
  • 構造の違い

 

省エネ性能は、これからの住宅には必須の性能です。

2020年に義務化が予定されていた「省エネルギー基準」ですが、延期が決まったとはいえ、各社力を入れてきています。

省エネ性能は、光熱費、特に冷暖房費に直接かかわってくることから、消費者の注目度も高い一つです。

 

構造の比較では、木造なのか、鉄骨なのか、鉄筋コンクリートなのか。

比較するなら、同じ土俵での見積もり合戦のほうが効果があるでしょう。

同じ領域で、シェアを争っているので、競合として意識しないわけがありません。

まとめ

人生で一番大きな買い物「住宅」

そのほとんどで、値引きや割引が行われています。

しかし、その実態は「出来レース」の様相をしているのも事実です。

 

値引きができるハウスメーカーを選ぶ場合は、できるだけ損をしない様に「交渉材料」を持ち、挑むことが必要です。間違っても、丸裸で挑むようなことはしない様にしましょう。

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