5月も後半に差し掛かると、南のほうから梅雨の知らせが聞こえてきます。

このじめじめした季節を何とか乗り切ることが今までの難関でもありました。

ジメジメ季節は、”カビや細菌”が繁殖して気分もどんより。

共働き世帯に多いと言われる、洗濯物の部屋干しも1日では乾かないこともしばしば、においも気になります。

家を購入する時の時期が判断を誤らせることにもなっていますので、ここは慎重に選んでいきましょう。

 

高気密・高断熱住宅は快適な部屋干しができる家に

気密性が高い住宅で部屋干しをすると、湿気がこもってしまい余計乾かないのでは・・・?

とお思いの方もいるかと思います。

確かに、気密性のみが高い住宅では意味がありません。

法律で、換気システムの設置が義務化されています。

この換気システムの良し悪しが快適性の良し悪しに繋がってくるのです。

気密性の高さが正確な換気を行う指標になる

住宅の気密性って、どうやったら分かるの?

住宅の気密性は、各ハウスメーカーで指標を出しています。

ほとんどのメーカーは、試験体となるモデルハウスを建築して、断熱性能や気密性能、耐震性能などを実験してカタログなどに記載しています。

最近では、ホームページに記載している所がほとんどで高気密化が施されています。

気密性の判断基準となるモノサシ

気密性のことを住宅業界では【C値】(しーち)と呼びます。

このC値は0(ゼロ)に近くなればなるほど、高気密となりますので、小さい数値が良いという事になります。

日本の基準としては【省エネルギー基準】があり、地域により気密性の基準をもうけています。

寒冷地と呼ばれる、北海道や東北地方などはC値=2.0以下 その他地域はC値=5.0以下を基準としています。

ただこの基準は最低限の基準を設けているだけなので、できるだけ低い数値のほうが正確な換気が行われることになりますので、その他地域でも気密性は2.0以下を検討するほうがいいでしょう。

気密性が高いハウスメーカーは、木造系に偏りが見られます。

ハウスメーカーホームページによれば、一条工務店やスウェーデンハウスが高評価といわれます。

換気システムには3つの種類がある

気密性が高いだけでは、湿気などがこもることになってしまいます。

そこで、計画的な換気が必要となります。

換気システムには3つ種類があります。

  1. 第一種換気システム
  2. 第二種換気システム
  3. 第三種換気システム

換気には【吸気】と【排気】が存在します。

この吸気と排気が1対1になることで、正確な換気が行われます。

機械で吸気をして機械で排気をするのが【第一種換気システム】です。

第二種と第三種は吸気排気のどちらかが機械式が自然式になります。

その為、吸気と排気が1対1になるのが難しくなります。

 

更に、全熱交換式があり室内の温度湿度と室外の温度湿度を交換できるタイプがおススメとなります。

湿度交換も適度に行い、余計なジメジメ湿気を家に取り込む量を減らしてくれます。

換気システムを選ぶ時は、第一種換気システムで全熱交換タイプがベストです。

気密性を高めた住宅は気密測定を行う必要あり

高気密で第一種換気システムを備えた住宅を選ぶことが出来たら、その性能を十分に発揮できているかを確認することが必要となります。

カタログでいい数値を謳っていても、家の間取りや採用する窓などにより気密性が左右されてしまいます。

これを確かめるには【気密測定】と言う機械測定がベストです。

ハウスメーカーによっては、お願いしなくても気密測定をしてくれる会社がありますが、是非立会いをお願いしましょう。

そして、測定をしない会社はお願いしてみましょう。

別途費用がかかるかも知れませんが、気密性は省エネ基準にも出てくるほど、住んでからの光熱費にも密接に係ってきます。

そして、気密性が低い(悪い)住宅は傷みも早いことが分かっています。

隙間からの熱や湿度の出入りが見えないところで起こり、湿度のたまり場となってしまいます。

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そのような所からシロアリ被害が拡大したり、木を腐食させたりすることに繋がります。

第三者機関に気密測定を依頼することが出来ますので、是非実施しましょう。

 

最後に

高気密で第一種換気システムが備わっている住宅は、計画的に空気をコントロールできる住宅となります。

その為、部屋干しの洗濯物もしっかりと乾き、生乾きの臭いもなくなります。

という事は、衣類乾燥機なども不要となります。

梅雨時期も、冬の結露も抑えられる住宅は、間違いなく人にも快適な住宅になるのです。

 

各ハウスメーカーの住宅性能を一気に知る方法!

最新の住宅性能は、各メーカーのテクノロジーガイド等に記載がされています。

テクノロジーガイドは、最新性能を紹介する場ともなっていますが、メーカーの「性能の優劣」を数字として可視化してしまうという点で、劣勢に立たされているメーカーはあまり重要視したくない点かもしれません。

しかし、2020年省エネ義務化を控えた今、消費者としては是非とも知りたい所です。

各メーカーのテクノロジーガイド(メーカーにより呼び名は違う)は、資料請求で一気に揃えてしまうのが賢い方法です。

そして、この資料請求の後の、各メーカーの動き方も住宅選びの基準にしてみてはいかがでしょうか。

メーカーが取ってくる連絡の手段は、訪問、電話、メール、ダイレクトメールのいづれかです。

しっかりとしたメーカーであれば、資料を郵送した後、届いたころを見計らい電話確認が入ります。

「資料請求ありがとうございます。資料はご覧いただけましたか?」

こんな会話が一般的です。

あなたは、

「比較検討させていただきます」

とお答えすれば、問題ありません。

また、ハウスメーカーからのメールとダイレクトメールは、情報を貰うための手段でもあるので、バンバン貰うようにしています。

住宅メーカーとしても、メールはイベントなどのお誘いに活用してきますし、国の政策などで、補助金や税金優遇などの情報は、メーカーの作ったしっかりとした資料としてダイレクトメールが貰えます。

資料請求の方法は簡単

こちらの持ち家計画のバナーをクリックします。

費用は掛かりませんのでご安心ください。⇩

①クリックした後、現れた画面にしたがい、3つのステップをこなします。

  1. STEP1.土地について
  2. STEP2.建築予定の都道府県
  3. STEP3.建築予定の市区群

②続いて、「ハウスメーカー・工務店を探す」をクリック

すると、建築地に合った資料請求できるハウスメーカーや工務店が自動で絞り込まれます。

欲しくないメーカーや工務店がある場合は、資料請求の✅を外していきましょう。

それが終わったら、下までスクロールします。

すると、「次へすすむ」が現れるのでクリックします。

③画面は変わり、お客様情報の入力画面になりますので、届けてほしい「あなたの情報」を入力して

「次へすすむ」をクリックして、内容を確認します。

内容があっていれば、送信して終了です。

簡単ですね。

これで、各ハウスメーカーや工務店に足を運んで、その都度住所氏名電話番号を書かされる心配はありません。

約1週間の間に、各ハウスメーカーや工務店から資料が届きます。

間違いのない家づくりの始まりは、ここから始まります。

右も左もわからないまま、住宅展示場へ足を運んでも、事前知識がないと、話についていけません。

まずは、下記から資料請求をしてみてください。

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