こどもの夏休みは、長い?短い?
子供にとっては、あっという間の休みにしか感じませんが、親の立場からするとなんと長い休みなのか!
「 いつもなら学校へいっている時間・・・ 」
正直な所、憂鬱な時間に感じる方も居るのでは?
しかし、せっかくの夏休みですから中々無い子供との時間を有意義に過ごすチャンスでもあります。
茨城県つくば市は別名 「研究学園都市」と呼ばれています。
日本の最先端となる研究開発が盛んに行われている街なのです。
このつくば市で夏休み期間中に「 学んで・遊べる 」「 学校の自由研究の題材に! 」といろいろと楽しめる
【つくば ちびっ子博士2018】が開催しています。
その詳細をリポートしたいと思います!
しかも、ほぼ無料!!!
つくばちびっ子博士って何?開催スケジュールは?
つくばちびっ子博士はスタンプラリー形式になっていて、指定見学施設39施設を自由(一部日時指定あり)に回っていけます。
全てまわらないといけないわけではなく
- 5施設以上の見学スタンプを獲得すると 【 つくばちびっ子博士 】認定
- 10施設以上の見学スタンプを獲得すると 【優秀ちびっ子博士】に認定され
- 18施設以上の見学スタンプと400字程度の感想文を提出すると 【最優秀ちびっ子博士】に認定です。
※2018年は見学施設が38施設となりました。
つくばちびっ子博士認定証
昨年2017年は、我が家の子は、10施設以上の「優秀つくばちびっ子博士」に認定したとして、認定証をいただきました。
こちらは、小学校を通していただくものですね。
こんな感じの認定証です。
年末か年始頃にもらえるので、忘れたころにやってきます。
▼ 認定証
スタンプラリーにはパスポートが必要!こども無料がほとんど
スタンプラリーに必要なパスポートは7月7日から配布しています。
配布場所はつくば市内11箇所
見学前にパスポートをゲットしちゃいましょう!
子どもが大好きな昆虫が見つけられる場所として有名な、⑧豊里ゆかりの森昆虫館でも貰えるので、カブトムシやクワガタを探しに行ったついでに貰えちゃいます。(月曜日は休みなので注意して下さい)
つくばちびっ子博士パスポート配布場所
このパスポートを持っていると、なんとこども入場料が無料になる施設がたくさんあります。
大人はかかる所もあるのであしからず^^ (ほぼ無料ですが)
とはいっても、研究機関などいつもは入れない禁断の場所へ足を踏み入れるのは中々ないこと
しっかりと、大人も楽しめちゃいます。
日程開催スケジュール・参加資格
■2018年7月21日(土)~2018年8月31日(金)
指定見学施設によっては日時指定の施設があります。
予約が必要な施設があります。
すでに終了している施設があります。(7月27日現在)
年齢によっては参加できない施設もあります。
■ 参 加 資 格:全国の小学生・中学生( 市外も含む )
全国の小中学生とあるので、帰省中にも行けちゃいますね。
指定見学施設を一部紹介
通常中々入ることが出来ないような施設がたくさんあります。
高エネルギー加速器研究機構
- 別名KEK、加速器という装置を使って電子などの粒子を光の速度近くまで加速して高いエネルギーの状態を作り出す装置をもつ、国際的な研究機関
建築研究所
- 住宅・建築・都市計画技術に関する研究開発、地震工学に関する研修などを実施する機関
防災科学技術研究所
- 全ての人々が安全で平和に暮らせる社会を脅かす災害から人命を守り、災害に強い社会を実現する為の研究開発機関
国土技術政策総合研究所
- 私たちの生活を脅かす、災害、防災について研究している機関
ちびっ子博士では、道路やトンネル、高速道路のETC技術、道路の照明などの研究をしている場所をバスで巡回して回ります。
その専用道路には、傾斜角度がある斜面を時速120㎞の速度のバスで走り抜ける体験ができます。
JAXA筑波宇宙センター
- 宇宙開発利用を技術で支える実施機関で、研究・開発・利用までを行う機関
ちびっ子博士の見学できるところは、展示館スペースドーム(9:30~17:00)が迫力満天!
JAXA(ジャクサ)内のMAPはこちら!展示館スペースドームの場所は左下。
こちらの展示館「スペースドーム」は撮影がOKなので、中の雰囲気を写真で紹介します。
展示館への入口には、ちょっとワクワクするようなポスターがお出迎えしてくれます。
展示館内の建物は黒く統一され、薄暗い宇宙空間を演出しています。
まず最初に出会うのは、巨大な地球。
中に進むと、皆さんなじみ深い「月」の模型が現れます。
そこには、普段見ることができない月の裏側の様子を紹介しており、しっかりと地名なども分かるようになっています。
これまで、日本で打ち上げられてきた歴代ロケットも縮小スケールで展示しています。
初めて日本で、打ち上げられたロケットは1955年で、その大きさは23㎝とおもちゃ並みの大きさみたいです。
スペースドームは大きな体育館のようなサイズで、展示物をしっかりと読みながら回ると、すぐ小一時間は経ってしまいますね。
子どもたちは興味津々で、衛生などを見ていました。
スペースドームには、宇宙食の展示もされています。普段食と変わらないような食事ができそうですね。
マヨネーズなんかは、宇宙食?
「そのまんまじゃん」
って突っ込みたくなります。
このような研究学園都市に代表される機関や、遺跡や植物館・博物館・ロボット研究・農業関係などたくさんの施設が見学できます。
森林総合研究所でカブトムシとふれあおう
森林総合研究所では、ちびっ子の大好きなカブトムシが展示されています。
中々こんなにたくさんのカブトムシにお目にかかる事はないですよね!
触る事も出来るので、ちびっ子は大興奮!間違いなし!
スタンプラリーはこんな感じ!
スタンプラリーで10ヶ所以上の見学で【認定証と記念品】が貰える!
くしゃくしゃになってしまいましたが・・・
ちびっ子博士2017のちらしです。
つくば市庁舎にも配布物としてありました。
2018年のチラシは、記事上部の画像です。
つくばサイエンスツアーバス情報
夏休み期間中・月曜日を除く毎日運行 1日乗り降り自由の路線バス
- 運 賃:大人500円・小学生250円。幼児無料(保護者同伴)
- 販売場所:関東鉄道㈱つくば学園サービスセンター(BiViつくば1F)
- 販売時間:午前8時30分~午後4時30分
- 乗車場所:つくばセンターバスターミナル8番のりば
バスツアーには毎週土曜日指定時間に、スタッフガイド同行コースが設定されています。
■■< スタッフガイド同行コースへのお問い合わせは >■■
詳しくはつくばサイエンスツアーオフィス← クリックすると公式ページへ飛びます!
電話:029-863-6868(平日9:00-17:00)
つくばサイエンスツアーバスの運行に関するお問い合わせ
関東鉄道㈱ つくば学園サービスセンター
TEL:029-852-5666
※バスが運休になる場合のみ、関東鉄道㈱のホームページ(バス情報ニュース)に
運休のお知らせが案内されます。
http://kantetsu.co.jp/bus/
最後に・・・
お子さんの夏休み。
プールや海やテーマパークもいいですが、つくば市のサイエンスに触れるのも良い経験になるのでは無いでしょうか。
1日では全てまわりきれないほどの魅力が詰まったイベントです。
つくばエキスポセンターでは、世界最大級のプラネタリウムが鑑賞できちゃいます。
この夏!宇宙について話し合うのも良いかもしれません。
では!