毎年スタッドレスを購入するか、しないかを迷っている人は結構多くいるのではないでしょうか。購入すると費用が高く、しかしそんなに使う頻度もすくない。
そんなことを思っていると、突然ドカ雪が襲ってくる。そんな毎年を私も過ごしています。
雪が降ったら仕事は休みー
なんて出来ればいいのですが・・・
そんなことを考えていると、最近はレンタルのスタッドレスが多く出回っているよと言う話を聞きましたので早速調査!
購入した場合の寿命と交換時期を判断
購入するとなると、1本当たり2万円前後しますよね。どこで買うかにもよりますが、ホイール付きで購入するとなると更に費用がアップします。
購入した場合に考えられること
- 費用が高くつく
- 保管場所が必要
- 使用頻度によるが3年が寿命といわれる
- 雪山に行く時に足にされる
こんなことが考えつきますね。
タイヤサイズによって価格はまちまちですが、一番安く抑えるにはネット購入でスタンドに持ち込み装着してもらう。
これが一番安く済みます。保管場所がない方はスタンドやカーショップなどで保管サービスをしている所があるので購入した際にお願いすると言う手もあります。
使用頻度による寿命が一番気になるところですね。
長く使えれば使えるほど費用対効果は高くなってきます。10万円で購入したスタッドレスも、3年では1年当たり3万3千円になりますが、5年使えれば2万円になってきます。
寿命はどのように判断すればいいのか
スタッドレスタイヤの寿命はいろいろな角度からの判断が必要になります。
- 溝の深さ
- ゴムの柔らかさ
- 使用頻度(距離)
- 保管方法
- お住まいのエリア
大きくは上記のような判断材料となりますね。
1.溝の深さから見て行きましょう
スタッドレスタイヤは基本的に10mmの溝があります。この溝が走行するたびに減っていくわけですが、目安は5mmに達したら一応の交換目安になります。
多くのタイヤメーカーのHPにも記載がありますが、5mmを判断する目視できる【プラットホーム】という目印がタイヤに施されています。
タイヤ側面に ↑ やじるしが記載されているので分かりやすいです。
このプラットホームがタイヤの高さと同じになったら交換サインですね。
2.ゴムの柔らかさ
このゴムの柔らかさは、硬度計という計測器で測ることになります。一般の方は持ち合わせていない物になりますので、カーショップやタイヤショップなどに足を運んで計測してもらう以外にはありません。
しかし、タイヤメーカーによって元々の硬さが違うので一概に言えないところがあります。
一番確かな方法は、タイヤメーカーのショップに持ち込むのが一番となります。
ブリジストンのタイヤならば、ブリジストンをメインに扱っているショップと言う具合
3.使用頻度(距離など)
3年の寿命と言うのは大まかな判断をするならばと言う目安で、使用した頻度=距離によっても変わります。
タクシードライバーの様に、四六時中車を走らせているのであればタイヤは磨り減り交換も早くなるでしょうし、毎日の通勤5kmの往復くらいと同じに比べることは出来ないでしょう。
また、1シーズン履き続けるのか、雪の降るタイミングのみで使用しているなんて人とも比べることはできません。
距離で寿命を判断することは難しいですが、1.でお話した溝の深さを考えると15000kmほど走るとプラットホームが気になる高さになると思います。
この距離数を逆算して1シーズン5000km走ると3シーズンくらいが目安となるので、よく言う3シーズンはうなずけます。
しかし、通勤のみや年に1ヶ月くらいしか履かないという人では15000km走るというのは10年クラスになってしまうでしょう。
その場合は、ゴムの経年劣化を加味して考慮する必要が出てきます。
4.保管方法
保管の仕方によってもスタッドレスの寿命は変わります。屋根付きの車庫や家の中にしまう人と、青空保管をする人とでは劣化の度合いが全くちがいます。
コストパフォーマンスよくスタッドレスを使用できるようにするには、屋根付きや保護カバーを利用するほうがいいでしょう。
- ホイール付きのタイヤは重ねて保管
- ホイール無のタイヤは縦にして保管
レンタルスタッドレスを利用する
レンタルスタッドレスの価格を調べてみました。
車検で有名なコバックで料金が掲載されています。
2泊3日で7,560円~ この価格はコバック会員で車検を利用している方の価格設定です。
表にまとめてみます。
コバック会員 車検利用 | コバック会員 車検利用無 | 一般の方 車検利用 | 一般の方 車検利用無 |
7,560円 | 9,720円 | 8,640円 | 10,800円 |
スタッドレスレンタルを利用すると上記のようなコストがかかります。レンタルできるお店によって価格設定は変わります。
レンタルのメリット
- 大きな出費が掛からない
- 1万円前後で利用ができる
- 保管場所が必要ない
- 交換の手間は車持込のみ
- 必要な時に使うので足にされない
たまに必要になる程度の頻度ならばレンタルを利用するほうが経済的になる可能性が高いですね。
私も雪山に旅行を計画すると、スタッドレスを買うか、スタッドレス付きのレンタカーを利用するかを迷っていました。
まとめ
雪の降る確率が少ないエリア限定になるとおもいますが、そんなエリアだからこそスタッドレスレンタルのビジネスが成り立っています。
ちょっと旅行に行きたいけど、雪やアイスバーンの路面が怖い。そんなときに保険の一つとしてスタッドレスレンタルを検討するのもいいですね。