お寺や神社への参拝する時にお賽銭は欠かせない一つですね。
そのお賽銭に使うお金にはいろいろな意味が隠れていました。御参りするならば出来れば間違いたくは無いですよね。
12月31日になると、銀行も休みに入る所が多く両替も出来なくなるのでコンビニやスーパーなどで買い物をした際にコツコツとお賽銭用小銭を確保しておきましょう。
お賽銭の5円玉硬貨の意味 金額比較
5円玉や50円玉の意味
5円玉や50円玉には穴があいています。
別名「穴あき銭」は先行きの見通しがいいと言う意味で捉えられています。
5円で行なうお賽銭には、枚数によっていろいろな意味が隠されているんです。
今年は、是非願掛けしてみてはいかがでしょうか。
それでは、枚数による意味の違いをご紹介します。
- 5円 「ご縁がありますように」 1枚
- 10円 「重ね重ねご縁がありますように」 2枚
- 15円 「十分ご縁がありますように」 3枚
- 20円 「良いご縁がありますように」 4枚
- 25円 「二重にご縁がありますように」 5枚
- 30円 「安定と調和のとれたご縁がありますように」 6枚
- 35円 「再三ご縁がありますように」 7枚
- 40円 「末広にご縁がありますように」 8枚
- 45円 「終始ご縁がありますように」 9枚
- 50円 「五重のご縁がありますように」「10倍のご縁がありますように」 10枚
- 115円 「いいご縁がありますように」 23枚
- 125円 「十二分にご縁がありますように」 25枚
- 415円 「良いご縁がありますように」 83枚
- 485円 「四方八方からご縁がありますように」 97枚
お賽銭 5円以外の硬貨(紙幣)種類による意味
■良い意味を持つ硬貨と紙幣 5円と合わせて良い語呂合わせに!
- 1円硬貨では、「ご縁がありますように」
- 50円硬貨では、「五重のご縁がありますように」と5円10枚と同じに
- 100円硬貨では、「100のご縁がありますように」
- 1,000円紙幣・5,000円紙幣・10,000円紙幣 (紙幣を入れるときは白い封筒に入れ、住所氏名を書きいれるといいでしょう)
■良くない硬貨は?(使わないほうがいいと言われている硬貨)
- 10円玉 「遠縁」 縁が遠ざかるので
- 500円玉 「これ以上効果なし」硬貨のなかで一番上のため
ただし、10円と1円を組み合わせ11円。「いいご縁」に語呂合わせをするとか、21円でカップル夫婦で入れると縁が切れないという意味となります。
5円が無い!と焦らずに語呂合わせをして見ましょう。
5円と50円にはなぜ穴が開いているのでしょうか
そんな疑問を解消します。
5円玉が発行されたのは昭和23年、終戦後のインフレ時代で素材の節約が必要になりました。その時に穴を開けて素材自体を減らすことに繋がったのです。
50円玉は昭和30年発行。当時は穴がありませんでしたが、昭和32年に100円玉が発行され、識別する難しさから50円玉に穴を開けたと言う背景があるんですね。
お賽銭の意味!神社とお寺の違い
あなたが訪れるところは「神社?」「お寺?」
- 「神社」へのお賽銭は、日々の感謝の気持ちを伝える意味合い
- 「お寺」へのお賽銭は、欲を捨てる修行の意味合い
を持つといわれています。
【神社】は、日本が起源となり神様を祀る場所を表しています。
神社には鳥居があるのでわかりやすいでしょう。
参拝方法:二拝二拍手一拝
【お寺】は、外国から伝わった仏教が起源となり仏様を祀る場所を表します。
参拝方法:合掌
硬貨の裏表はどっち?
硬貨は年号が書かれているほうが「裏」になります。
よく間違われるので覚えていきましょう。
まとめ
金額が大きい小さいという事ではなく、今年一年どのような過ごし方をしたいのかを意識した金額を入れるというのがいいでしょう。多いからご縁が多くなると言う意味ではありません。
お賽銭は、お願いをするための「お金」と言う考え方ではなく、祈願成就のお礼として神様や仏様に奉納する金銭のこと。
願いが叶った時にお礼をする金額としては、自分でその叶った願いに対して出せばいいでしょう。昔は奉納としてお米をなどの品が一般的でした。これだけ採れました、ありがとうございます。と言う意味だったんでしょうね。
今の時代は、お賽銭を神社お寺に勤める方の生活費に使われたり、修繕に使われたりしています。