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アメリカのハリケーンほどではないですが、日本にも巨大台風が襲い掛かってきた経験があります。

戦後最大級の被害を及ぼした【伊勢湾台風】1959年9月26日、和歌山県付近に上陸。この被害は大規模な高波によるものが大きく、死者、行方不明者が合わせて5000名にも上りました。観測史上3番目と言われる伊勢湾台風の中心気圧は929hPaでした。

地球温暖化に伴い、年々台風の大きさが増しているように感じるのは私だけでしょうか。

 

巨大台風が高潮をもたらす原因

  • 陸地に向かって風が吹くと波が吹き寄せ風が強くなればなるほど海面の水位が上昇します
  • 気圧の下降による海面吸い上げは、気圧が1hPa(ヘクトパスカル)下がると潮位が約1㎝上昇するといわれます

台風被害に備えるには

●ハザードマップの確認

各自治体が高潮に関するハザードマップを作製してます。自治体ホームページなどでハザードマップを確認すると、避難経路が明確になります。

参考:伊勢市のハザードマップはこちらから確認ができます。

●家族人数×数日分の食糧と飲み水の確保

台風・高潮に限らず、大きな災害が発生したときは、救援活動が開始されますが、救援物資が届くまでには数日かかるのが普通です。

災害時に役立つ災害用品を備える方は、近年増えてきているように思いますが、その食品食べたことがありますか?

1日で良いのでまずは、食べてみてください。そのうえで本当に役立つものなのかを検討してみるのが良いでしょう。

●秋口の台風に備える備品

冬に近づくにつれ、どんどん日が短くなってきます。

台風が来て災害に見舞われると、断水や停電になる地域が多くなります。

飲料水とは別に、お風呂の湯船などにお水を貯めて台風が過ぎ去るまで対応しましょう。

お風呂に貯めた水は、飲まないまでも、いざと言う時のトイレや簡単に身体を洗うために必要になってきます。

懐中電灯やラジオは必須です。携帯やスマホが主流になっていますが、電池が切れると使い物になりません。

車をお持ちであれば、シガーソケットから電源が確保できるものを用意しておくことをおススメします。

●平日に襲う台風時には極力外出しない

平日であると、どうしても会社に行かなくてはならない状況等あるかと思います。

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そんな時に気をつけたいのが、ビルの屋上などに掲げている看板です。強風に煽られ、古い看板はいとも簡単に飛んできます。

また工事現場を通過する時も同じです。

雨風が強いと、どうしても下を見て前に進みがちですが、上から跳んでくる飛来物に注意を払いましょう。

●太陽光発電システムが活況ですが・・・

再生可能エネルギーの代表格【 太陽光発電所 】ですが、台風時に故障することも考えられます。

太陽光パネルは、それだけで発電が出来るようになっていますので、台風被害などで壊れている時には曇りの日でも電気が発生しています。

水溜りに使ってしまっているような、太陽光パネルを発見した際には、近づかないようにしましょう、感電する危険性が潜んでいます。

数年前に起きた、茨城県常総市の鬼怒川河川氾濫では、市役所も水浸しになり、指揮命令系統がズタズタになってしまいました。まずは、自分の家族の身を守ることができる備蓄をしましょう。

参考:常総市のハザードマップはこちらから確認ができます。

※常総市の洪水被害では、2次被害が後を絶ちませんでした。水害に合った家から身体一つで逃げたはいいのですが、鍵も掛けずに逃げるわけですから、夜になって貴重品の盗難被害が多く目立ちました。

日ごろから、ハザードマップを確認して貴重品の保管場所などの話し合いをしておきましょう。

通帳や印鑑も流されてしまい、身分証明書ができるものもないとなると、銀行からお金をおろすこともままなりません。自分たちには分かりやすく、手に届く、部外者からはわかりにくいところへ保管するようにしましょう。

ご自身のお住いの地域のハザードマップを一度確認しておきましょう。各自治体ホームページもしくはわがまちハザードマップから確認ができます。(用意がされている自治体)

【 わがまちハザードマップ 】は国土交通省の提供ページです。確認してみましょう。国土交通省ハザードマップポータルサイトのバナー画像

まとめ

昔に比べ、災害情報が簡単に手に入る世の中になってきています。

しっかりと情報収集をして、被害にあわないようにしましょう。

また、ニュースでよく聞く、田んぼを確認しに、用水路を見に、と言う「 いや、今行かなくても 」と言う状況。

毎回ニュースで流れます。そんなひとが居たら、引き止めてあげましょう。

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