掃除に使える第2弾は、『セスキ』と呼ばれる粉。
『重曹』のお掃除を調べると出てきますね。これも何?という方が多いのではないでしょうか。
まずは、どういったものなのか?を解決していきましょう。
セスキって何?
セスキ『セスキ炭酸ソーダ』
略してセスキといっているのですね。
重曹と同じく白い粉ですが、実は10倍程度汚れを落とすパワーがあるのです。
アルカリ性で重曹よりも少し強め、100均にいくと掃除の棚に並んでします。
ナチュラル志向の皆さんには使いやすい無機物。環境にもやさしいのが重曹と似ています。
セスキの用途
お掃除の洗浄剤や入浴剤の成分として使われています。
下着やシャツなどの皮脂汚れ・血液落としなど軽い洗濯などに効果を発揮します。
油脂を乳化したりタンパク質を分解する能力があるので、台所のベタベタは重曹よりも落ちがいいです。
水に溶かしてスプレーするような使い方は換気扇やコンロ周りの油を撃退してくれます。
セスキスプレーの用途はいっぱいある。
タバコのヤニ汚れ・ステンレス(アルミはNG)の曇り取り・シンク、排水口、三角コーナー、ゴミ箱などに
『シュッと』スプレーすると簡単に汚れ落としやにおいの中和をしてくれます。
ワイシャツの襟汚れにもスプレーしてからお洗濯。
セスキはどうやって使うの?
セスキスプレーの作り方
1. 100均にて空のスプレーボトルを用意 セスキも売っています。
2. 500mlの水に小さじ1杯(5g)を溶かします。
※ 汚れがひどい場合は濃度をあげて使うこともできます。
※ 作ったスプレーは2~3ヶ月は十分使えます。
セスキペーストの作り方
1. セスキ大さじ1と粉石けん大さじ1と水大さじ1を混ぜ合わせます。
浸け置きできない場所のこびり付いた汚れに最適
セスキも全てに万能というわけにはいきません
苦手な汚れは
衣類に付いた古いシミ
口紅など頑固な汚れ
靴下などの泥汚れ
この手のものは、科学の力に任せるのが一番早いですね。
手袋をつけて行いましょう。
使わないほうが良い場所
アルミ製品・畳・木質系の素材は変色したり、シミとなることがありますので避けてください。
お掃除洗濯好きの洗濯術
バケツに水5リットル セスキ炭酸ソーダを大さじ1杯
大さじ1杯はペットボトルキャップ2杯分
●拭き掃除にちょっと足し
良く溶かしてから、雑巾に浸して絞り拭き掃除をします。
照明の傘やエアコンの本体、手垢の付きやすいスイッチやドアノブ。
●洗濯もセスキが活躍。
洗濯層にそのままぱらぱらと、洗剤の代わりに投入します。
汚れがひどいときは多めに、洗濯物がごわつくなど気になる場合は少なめに。
科学洗剤を使うより泡が出ないので、すすぎは1回で大丈夫。
洗濯層も洗浄してくれるので、黒カビの抑制にもつながり一石二鳥。
お掃除知恵袋
●家具のホコリ対策
柔軟剤の静電気防止効果を利用してホコリを付きにくくする方法。
水1リットルに対して、柔軟剤を5mlほど入れ、雑巾に拭きつけ拭きあげる。
まとめ
重曹よりも洗浄力が10倍強い。
アルカリ性なので、皮脂汚れ・タンパク質汚れに最適
洗濯洗剤としても使え、カビの繁殖を抑える
何よりも環境にやさしい
一度使ってみてはいかがでしょうか。