スポンサードリンク

家の中で使用する家電で、エアコンの割合はかなり高い位置にいます。冬は暖房器具として利用しますが、ヒーター・オイルヒーター・ストーブ・コタツ・電気カーペット・床暖房と選択肢は多く、エアコンの使用比率は30%ほどを占めます。約1/3ですから大きいですね。しかしともなると、冷房機器の代役として目立つものが無く、エアコンに頼りきりになる方が増えるんですね。その為、使用比率は58%と冬のほぼ倍になります。

そんな、家電の中で使用電力が多いエアコンを快適に使用しながら節電もしていこうと調べてみました。前回は【冷蔵庫編!】を送りましたがそちらも是非ご覧ください。

エアコンで一番電気を使用するタイミングはいつ?

使用電力に占める割合が大きいエアコンですが、その分使用量を減らすことが出来れば大きく省エネに繋がることの裏付けでもあります。その使用電力には何がかかっているのでしょうか。

冬寒い時期につける時は、寒いからつけますよね。寒くなければつけない。要は、スイッチをONするときは室温が下がりきっている状態。それを快適な温度まで上げてくれるのがエアコンの役割です。

室温が5℃くらいまで下がってからスイッチをONした場合、23℃の室温にするには18℃分のエネルギーを使用するわけです。もっと寒ければ寒いほどエアコン君は頑張らなければいけないことになります。

この温度差が電気代の差繋がるんですね。

夏も同じで、33℃などの猛暑日の時に室温を下げるために、26℃とかの設定をしますね。その差は7℃。この分のエネルギーを使います。暖房と冷房の効率が違うので温度に比例するわけではありませんが、夏場のほうが電気代がかからない(我が家)のは、この温める温度差、冷やす温度差にあるんです。

冬の使用電力でエアコンは30%を占める

※出典:資源エネルギー庁

冬のエアコン使用電力は30%を占めます。この設定温度を1℃低く設定するだけで1シーズン1170円の節電に繋がります。また、1日1時間エアコンの使用を控えると1シーズン900円の節約にもなる。

ちなみに、ガスファンヒーターで1℃低くすると1130円。1時間控えると1830円の削減になるそう。

そうは言っても我慢するのはいささかどうかと思うわけですが、そうならないためには家の対策が必要になってくるわけです。

そうだ断熱をしよう!

冬場の断熱の工夫は、ホームセンターや100円均一などに多くのアイテムが揃っています。

1番対策したい場所は【窓】

ハウスメーカーの展示場などに行くと、断熱の話をよく聞くんですが窓からの熱の出入りが50%以上を占めるそうです。窓を削るわけにも行かずどうするかと言うと、簡単な方法は【プチプチ】を窓に貼る。

見た目がちょっとという感じにはなりますが、断熱効果を発揮してくれます。プチプチは中に空気が入っているのでそれが効果を発揮するんですね。

最近のものは、水で接着するお手軽なものも販売しています。結露も防止してくれる商品もあり一石二鳥ですね。

ほぼ冷気をシャットアウト出来るハニカムシェード

かなりおススメなのが【ハニカムシェード】知っている人は知っていると思いますが、窓枠に設置する断熱カーテンのようなもの。カーテンなのか・ブラインドなのかという感じではありますが、効果は抜群です。少し高いものにはなりますが、家の快適性は設置前と比べ物になりません。

北欧などの寒い地域では必需品として窓に付いている位に重要なもので、日本に住んでいる海外の人はなぜついてないのか?と不思議に感じているくらいだそう。

シェードがハニカム状(蜂の巣構造)になっていて空気層ができます。その空気層が断熱層になり外からの冷気をカットし、室内の暖気を外に逃がさない働きをしてくれます。

ハニカム層がダブルになれば更に効果アップ!トリプルなら更にアップ!となぜ今まで知らなかったんだと必ずなります。(我が家で保証つき)

しかも、冬だけではなく、夏場も重宝します。暑い日ざしを完全カットし冷房効率をグングン高めてくれます。

我が家のハニカムシェード
我が家のハニカムシェード

 

夏の使用電力でエアコンは58%を占める

※出典:資源エネルギー庁

夏のエアコン使用率は58%をも占めます。エアコンのライバルは今の所扇風機くらいでしょうか。近年の夏場の以上な高温現象は、私達の生活が変わらなければ上昇し続けるようになるでしょう。

ただ、暑くては仕事にもならないし、意欲もわかない。うまく節電する方法を検討しないといけませんね。

冬と同じように、設定温度を1℃上げると13%の節約になるんです。その分、扇風機やサーキュレーターを活用して冷風を部屋全体にいきわたらせるようにする。

人が暑さを感じるときは風に当たるといいんです。人間は目には見えないオーラのようなバリアに包まれています。このオーラのようなものを風で吹き飛ばしてあげると涼しさを感じるようになるんです。専門的な機器、シュリーレンカメラというモノで撮影できるんですが、パワーを発しているような絵がとれます。

冬場は逆にこのオーラのようなものを風で吹き飛ばしてしまうと寒さを感じてしまうので、風のでる温風器はあまり適していないことが分かっています。

床暖房がいいという事になりますね。

では夏の話にもどりますが、やはり一番の熱が出入りする【窓】の対策が一番効果を発揮します。

夏でもやっぱり窓の断熱 エアコン24時間つけっぱなし

夏場涼しくする為に、よしずで日光を遮ったりしますよね。その原理と近いのですが、室内にハニカムシェードを設置するのが有効です。

窓からの熱気をハニカムの層でシャットアウトすることで、冷房の効果が物凄く発揮します。

私の家では、ハニカムシェードを下ろしエアコンを24時間つけっぱなしにしています。その効果は電力会社から来る請求明細で明らかになっています。

 

27-07
冷暖房を使っていない月の明細
27-08
エアコン24時間つけっぱなしの月

 

 

 

 

 

 

 

エアコンを使わないで生活した7月分は【8056円】

スポンサードリンク

エアコン24時間つけっぱなしにした8月分は【13150円】その差5100円ほどになりますが、暑くも無く寝苦しくも無く快適に過ごすことができました。

差額が高いか安いかは個人の判断にゆだねます。

 

費用をかけずに節電効果を出す方法

室外機編

以外にお掃除が抜けている箇所が室外機です。外にある室外機は人間で言う心臓に当たります。室外機は空気を取り込みながら運転しているので、そこに障害物があると効率がよくありません。落ち葉やごみなどが挟まっていないかどうかを確認しましょう。雑草がのび切っている様な場合もお手入れしてください。

室外機の置き場所も再確認です。直射日光が当たるような所では常に効率がダウンしています。動かせないことが多い室外機なので、直射日光が当たらないような工夫をしてみてください。

室外機カバーなどが、ホームセンターにも販売しています。その時に注意したのが、風の出口を塞がないようなものを選ぶこと、取り扱い説明書にもどのくらいのクリアランスがあればいいのかが記載していますので参考にしましょう。

エアコン本体編

室内の本体にも注意を払いましょう。空気の取り込み口であるフィルターはつきに2回はお掃除が基本です。フィルターのお掃除は取り外せるようになっているので、奥様でも簡単にお掃除が出来ます。

掃除は簡単、掃除機で表面のホコリを吸い取る。吸い取れないほこりもあるので、フィルターの裏側からシャワーで洗い流しましょう。そしてよくふき取り設置すれば完了。

ワンシーズンで800円強の節電になるそうです。※出典:家庭の省エネガイド

 

まとめ

夏も冬も多くの電気を消費する代表格はエアコンです。その使用量を選らすことが出来れば節電になり省エネな暮らしが出来るようになります。また、こまめなお掃除やメンテナンスも効率をアップさせてくれる一つですね。大掃除では必ず手をつけたい所です。

ハニカムシェードは本当に快適な空間を演出してくれる最高のアイテムになります。厚手のカーテンを窓に設置するだけでも結構変わると聞きますが、部屋が暗くなってしまいます。そのようなことがないのも利点の一つでしょう。

少し高く感じるかもしれませんが、1年を通して使用が出来、4年5年とそれ以上に問題なく使えます。

是非一度試してもらいたい商品ですね。

楽天やamazonにても取り扱いがあります。

窓の大きさを調べてから購入してくださいね。

プチプチも低価格で手ごろですが、ワンシーズン使うと見栄えもありまた購入という事に繋がります。それが結構手間なんですよね。

 

 

スポンサードリンク