「ふるさと納税」のテレビCM、多く流れていますよね。
これだけ目にする機会が多くなると・・・
「ふるさと納税やってみたい!」
そう思うひともいっぱいいるでしょう。
そう、この記事を見ている「あなた」もその一人ですよね。
実はこの「ふるさと納税」やらなきゃ損しているだけなんです。
そんな方に向け、「ふるさと納税」の始め方を分かりやすく、簡単に5つのステップでまとめてみました。
この流れを一度覚えれば、あなたも「ふるさと納税」経験者。
もの凄くお得な制度になっているのに・・・
「まだ、ふるさと納税してないの!?」
なんて言われてしまう前に、体験してしまいましょう。
ふるさと納税の始め方「初めてのふるさと納税」
「ふるさと納税」は、自治体に寄付をするということです。
「ふるさと納税」って、自分が住んでいる町や、育った町に「寄付」をするというイメージがしやすいかと思いますが、実は、どこの町(自治体)に寄付をしてもいいんです。
ただ単に、「この町には頑張ってほしい」という想いで「寄付」をするのでもいいですし、「返礼品」が魅力だから応援したい」でもいいんです。
【例えばA町に6万円の寄付】
例えばA町に、60,000円の寄付をするとしましょう。
すると、60,000円のうち、2,000円を引いた額の、58,000円が、あなたの税金(所得税・住民税)から控除されるようになります。
さらに、A町からは60,000円の寄付金のお礼に「返礼品」が送られてきます。
この返礼品、ものによりますが50%のギフト券なんてものも存在します。
※こういった高還元率の返礼品は、【期間限定】ということがほとんどです。
A町は、寄付金をもらい、町の活性化を図る事業へと使うことができ、あなたは、税金が安くなり、返礼品がもらえてどちらも喜ぶこととなります。
ある意味、あなたが応援したい町を選ぶことができるということです。
初めてのふるさと納税5つのステップ
- あなたの寄付できる上限を知る
- 気に入った自治体を見つける
- 寄付したい自治体に申し込む
- お礼の品を受け取る
- 税金の還付申請をする
順番に見ていきましょう。
あなたの寄付できる上限を知る
「私はいくら寄付できる?」
先ほど、税金から控除できるとお話をしましたが、
あなたが「ふるさと納税」をするのにベストな金額はいくらなのか?
をまず知ることから始まります。
控除ができる金額は、あなたが収める税金以上にはなりません。
【例】
例えば、年収等から逆算したBさんの、ふるさと納税上限金額が60,000円だったとしましょう。
すると、2,000円をひいた、58,000円が税金から控除される金額となります。
しかし、これを知らずに80,000円のふるさと納税をしたBさんは、控除されない20,000円を多く寄付したこととなってしまいます。
こういった事態を避けるには、あなたのふるさと納税ができる上限金額を知ることが必要です。
ではどうやったら、控除額の上限を知ることができるのでしょうか?
ふるさと納税上限額シミュレーション
「ふるさと納税」サイトを運営している「ふるなび」では、「控除額上限シミュレーション」ツールがあります。
このシミュレーションツールに必要事項を入力することで、寄付金上限額が分かります。
>>\ふるなびでふるさと納税控除上限額のシミュレーションをしてみる!/
大体の上限金額が分かれば良い、という人は下記の目安表を参考にしてみてください。総務省ふるさと納税ポータルサイトからの引用です。
【ふるさと納税額上限目安表】
ふるさと納税を行う方本人の給与収入 | ふるさと納税を行う方の家族構成 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
独身又は共働き※1 | 夫婦※2 | 共働き+子1人(高校生※3) | 共働き+子1人(大学生※3) | 夫婦+子1人(高校生) | 共働き+子2人(大学生と高校生) | 夫婦+子2人(大学生と高校生) | |
300万円 | 28,000 | 19,000 | 19,000 | 15,000 | 11,000 | 7,000 | – |
325万円 | 31,000 | 23,000 | 23,000 | 18,000 | 14,000 | 10,000 | 3,000 |
350万円 | 34,000 | 26,000 | 26,000 | 22,000 | 18,000 | 13,000 | 5,000 |
375万円 | 38,000 | 29,000 | 29,000 | 25,000 | 21,000 | 17,000 | 8,000 |
400万円 | 42,000 | 33,000 | 33,000 | 29,000 | 25,000 | 21,000 | 12,000 |
425万円 | 45,000 | 37,000 | 37,000 | 33,000 | 29,000 | 24,000 | 16,000 |
450万円 | 52,000 | 41,000 | 41,000 | 37,000 | 33,000 | 28,000 | 20,000 |
475万円 | 56,000 | 45,000 | 45,000 | 40,000 | 36,000 | 32,000 | 24,000 |
500万円 | 61,000 | 49,000 | 49,000 | 44,000 | 40,000 | 36,000 | 28,000 |
525万円 | 65,000 | 56,000 | 56,000 | 49,000 | 44,000 | 40,000 | 31,000 |
550万円 | 69,000 | 60,000 | 60,000 | 57,000 | 48,000 | 44,000 | 35,000 |
575万円 | 73,000 | 64,000 | 64,000 | 61,000 | 56,000 | 48,000 | 39,000 |
600万円 | 77,000 | 69,000 | 69,000 | 66,000 | 60,000 | 57,000 | 43,000 |
625万円 | 81,000 | 73,000 | 73,000 | 70,000 | 64,000 | 61,000 | 48,000 |
650万円 | 97,000 | 77,000 | 77,000 | 74,000 | 68,000 | 65,000 | 53,000 |
675万円 | 102,000 | 81,000 | 81,000 | 78,000 | 73,000 | 70,000 | 62,000 |
700万円 | 108,000 | 86,000 | 86,000 | 83,000 | 78,000 | 75,000 | 66,000 |
725万円 | 113,000 | 104,000 | 104,000 | 88,000 | 82,000 | 79,000 | 71,000 |
750万円 | 118,000 | 109,000 | 109,000 | 106,000 | 87,000 | 84,000 | 76,000 |
775万円 | 124,000 | 114,000 | 114,000 | 111,000 | 105,000 | 89,000 | 80,000 |
800万円 | 129,000 | 120,000 | 120,000 | 116,000 | 110,000 | 107,000 | 85,000 |
825万円 | 135,000 | 125,000 | 125,000 | 122,000 | 116,000 | 112,000 | 90,000 |
850万円 | 140,000 | 131,000 | 131,000 | 127,000 | 121,000 | 118,000 | 108,000 |
875万円 | 145,000 | 136,000 | 136,000 | 132,000 | 126,000 | 123,000 | 113,000 |
900万円 | 151,000 | 141,000 | 141,000 | 138,000 | 132,000 | 128,000 | 119,000 |
925万円 | 157,000 | 148,000 | 148,000 | 144,000 | 138,000 | 135,000 | 125,000 |
950万円 | 163,000 | 154,000 | 154,000 | 150,000 | 144,000 | 141,000 | 131,000 |
975万円 | 170,000 | 160,000 | 160,000 | 157,000 | 151,000 | 147,000 | 138,000 |
1000万円 | 176,000 | 166,000 | 166,000 | 163,000 | 157,000 | 153,000 | 144,000 |
1100万円 | 213,000 | 194,000 | 194,000 | 191,000 | 185,000 | 181,000 | 172,000 |
1200万円 | 242,000 | 239,000 | 232,000 | 229,000 | 229,000 | 219,000 | 206,000 |
1300万円 | 271,000 | 271,000 | 261,000 | 258,000 | 261,000 | 248,000 | 248,000 |
1400万円 | 355,000 | 355,000 | 343,000 | 339,000 | 343,000 | 277,000 | 277,000 |
1500万円 | 389,000 | 389,000 | 377,000 | 373,000 | 377,000 | 361,000 | 361,000 |
1600万円 | 424,000 | 424,000 | 412,000 | 408,000 | 412,000 | 396,000 | 396,000 |
1700万円 | 458,000 | 458,000 | 446,000 | 442,000 | 446,000 | 430,000 | 430,000 |
1800万円 | 493,000 | 493,000 | 481,000 | 477,000 | 481,000 | 465,000 | 465,000 |
1900万円 | 528,000 | 528,000 | 516,000 | 512,000 | 516,000 | 500,000 | 500,000 |
2000万円 | 564,000 | 564,000 | 552,000 | 548,000 | 552,000 | 536,000 | 536,000 |
2100万円 | 599,000 | 599,000 | 587,000 | 583,000 | 587,000 | 571,000 | 571,000 |
2200万円 | 635,000 | 635,000 | 623,000 | 619,000 | 623,000 | 607,000 | 607,000 |
2300万円 | 767,000 | 767,000 | 754,000 | 749,000 | 754,000 | 642,000 | 642,000 |
2400万円 | 808,000 | 808,000 | 795,000 | 790,000 | 795,000 | 776,000 | 776,000 |
2500万円 | 849,000 | 849,000 | 835,000 | 830,000 | 835,000 | 817,000 | 817,000 |
- ※1
- 「共働き」は、ふるさと納税を行う方本人が配偶者(特別)控除の適用を受けていないケースを指します。(配偶者の給与収入が201万円超の場合)
- ※2
- 「夫婦」は、ふるさと納税を行う方の配偶者に収入がないケースを指します。
- ※3
- 「高校生」は「16歳から18歳の扶養親族」を、「大学生」は「19歳から22歳の特定扶養親族」を指します。
- ※4
- 中学生以下の子供は(控除額に影響がないため)、計算に入れる必要はありません。
例えば、「夫婦子1人(小学生)」は、「夫婦」と同額になります。また、「夫婦子2人(高校生と中学生)」は、「夫婦子1人(高校生)」と同額になります。
気に入った自治体を見つける
上限金額を知ったところで、お気に入りの自治体、もしくは返礼品を探すステップへ進みます。
ただし、自治体を見つけるといっても、2018年10月時点で、全国の市区町村数は1700を超えます。
この自治体数すべてを、一つ一つ調べていくのはとてもしんどいものがあります。
そこで、ふるさと納税を運営している「サイト」を利用します。
見つけ方はとても簡単(納税先の選び方)
ふるさと納税サイトは、これから紹介する4つを見ておけば問題ないでしょう。
これらのサイトは、応援したい自治体(や返礼品)を探すのに大変便利な機能を持っています。
【おすすめふるさと納税ポータルサイト】
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人気の返礼品は日本人に欠かせない「お米」
「お米」は、日本の食卓には欠かせない主食ですよね。
毎日欠かさず消費するくらいのお米ですが、買うには「重い」「毎日のことだから安く買いたい」「有名米は高い」など不満もあるでしょう。
でも、税金が控除される「ふるさと納税」なら・・・
例えば、「ふるなび」で” お米を検索 ”してみると、下記のような返礼品が出てきます。
滋賀県近江八幡市へ、ふるさと納税を60,000円寄付すると、5㎏の新米を年6回に分けてお届けしてくれるというもの。
定期的に自宅に届くって、とっても便利だよね。
ぼくは、贅沢なお肉を食べてみたいな。A5ランクとかね。
では、 ”お肉を検索” してみましょう。
「お肉」で検索すると、2019年1月現在で941件もヒットしました。
普段大量消費するような、お肉を返礼品として選ぶのも家計が助かるかもしれませんが、中々食べることができない、「高級肉」を頼むのも、楽しみが増えていいですよね。
しかも、贅沢しているわけではなく、払うべき税金(実質2000円)が→高級お肉に変身してしまうわけですから、こんなときくらいいいお肉を選んでもいいでしょう。
こんな感じで、「ふるさと納税」サイトを、ネットショッピングするように見ていくだけで、いいんです。
選び方には・・・
- 人気カテゴリ
- ランキング
- 寄付金額
- イチオシ
- おすすめ
などの選びやすい選択しを提供してくれていますので、そこから選ぶのもいいですよね。
寄付したい自治体へ申し込む
気に行った自治体、返礼品を見つけたら「申し込み」をしましょう。
人気のある返礼品は、数に限りがあるので、申し込みは早いほうが無難です。
また、クレジットカード決済ができる自治体であると、申し込みと同時に「寄付」が完了するので、とても便利です。
ふるさと納税は、それだけでも魅力たっぷりの制度ですが、申し込みをするサイトを選ぶことでさらにお得度を増すこともできます。
【ふるさと納税サイトの選び方ポイント】ふるさと納税を紹介しているサイト4つを見ておけば問題ないというお話をしましたが、その中の「ふるなび」を利用すると、寄付金額の1%をAmazonギフト券でもらうことができ、返礼品レビューをすると、さらに50円のAmazonギフト券がもらえます。
Amazonギフトコードプレゼントを受けるためには、クレジットカード決済での寄附となりますが、クレジットカード機能にポイントが貯まる仕組みがあれば、ダブルでポイントが貯まることになり、さらにお得にふるさと納税ができることにつながります。
同じように、「楽天ふるさと納税」を利用すると、楽天ポイントが貯まったり、貯まっているポイントを寄附金として利用することもできたりします。
直接、「ふるさと納税」をする、ポイント制度がないサイトを利用するより、お得に寄付ができるふるさと納税サイトになっています。
お礼の品をもらう
ふるさと納税(寄付)が完了すると、自治体から寄付に対するお礼の品(返礼品)と寄付金の領収書「寄附金受領証明書」や「ふるさと納税ワンストップ特例制度」に関する書類が届きます。
お礼の品は、ものにより送付時期がすぐのものや、遅れるものがありますので注意が必要です。
寄附金の領収書「寄附金受領証明書」や「ワンストップ特例制度書類」は大切に保管しましょう。
税金の控除を受けるために必ず必要な書類となります。
税金の還付申請をする
ふるさと納税で、税金の控除を受けるためには2つの方法があります。
- 確定申告
- ワンストップ特例制度
ワンストップ特例制度は、確定申告が必要ない方法で、申請をするようになります。確定申告期間に手続きをする手間が省けるのですが、サラリーマンや寄付先となる自治体が5自治体以内とかの条件があります。
もともと確定申告が必要な方や、住宅ローン減税(初年度)や、医療費控除を受ける方は、ワンストップ特例制度の対象外となります。
詳細は下記記事で紹介しているので合わせてお読みください。
関連記事
>>【ふるさと納税で確定申告が必要な人】ワンストップ特例制度が使えない場合とは
確定申告を行うと、寄付をした年の所得税から税金が「還付」され、さらに翌年6月以降の住民税から減税されることで行われます。
ワンストップ特例制度を利用した場合は、所得税からの還付はなく、翌年6月以降の住民税から全額減税されることとなります。
ポイント!「確定申告」「ワンストップ特例制度」どちらの制度を利用しても、控除額に変わりはありません。
まとめ
今回は、初めて「ふるさと納税」をする場合を5つのステップにて見てきました。
- あなたの寄付できる上限を知る
- 気に入った自治体を見つける
- 寄付したい自治体に申し込む
- お礼の品を受け取る
- 税金の還付申請をする
難しくはありませんね。
これで、税金の控除や減税を受けることができ、返礼品で楽しむことができる。
是非、チャレンジしてみましょう。
\Amazonギフトコードプレゼントのある「ふるなび」でふるさと納税してみる/
おすすめ「ふるさと納税」ポータルサイト
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