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急激な冷え込みが数日間続くと、冬物の服を出そうか?迷いますよね。家にいても動いていれば寒さを紛らわせますが、じっとしているとじわじわと寒さが襲い掛かってきます。外をあるっている人の装いも、マフラーを巻いたり薄手のコートを着たりと変わってきています。

10月19日最低気温が9.9度と成りました:10月中旬で最低気温が10度を下回るのは、1986年以来、31年ぶりのこと。

10月中旬で都心最高気温が15度を下回るのは1971年10月以来46年ぶりのこと。

10月中旬で最高気温が13度に届かないと、1957年10月以来60年ぶりのこと。

※各天気予報ニュースより 追記しました

天気予報をアナウンスする、予報士は、最低気温が10度を下回ると使う言葉があるそうです。

「 外出時には、コートやマフラーが必要になるでしょう! 」

どこかで聞いたことがありますね^^

 

さて、この記事を書いている10月17日現在の我が家の室温は朝で約21度!

スマホの天気で最低気温を確認すると!

これからの季節にぜひ取り入れてほしいのが床暖房!

でも、床暖房って昔から聞くけど、電気代などの光熱費がすごく高くて、結局スイッチを入れなくなった!とか聞きませんか?

でもそれには理由があるんです。お金持ちの設備ではないんです。

逆に、健康的にヒートショックが起きなく、経済的な設備なんです。

だけれども、すべての床暖房がそう!というわけではありませんよ。

ではその理由を見ていきましょう。

 

我が家の24時間付けっぱなし床暖房の電気代を公開!

 

床暖房には「電気・ガス・灯油」と熱源の選択肢が3つ

熱源が3つに分かれますが、さらに電気タイプの床暖房は、2つの仕組みに分かれます。

  • 熱線タイプ
  • 温水タイプ

「熱線タイプ」は、皆さんご存知の電気カーペットと同じ原理ですね。

熱線タイプは高温になると、低温やけどの危険が潜んでいます。また、断線する危険性もありあまりおススメしません。何と言っても電気代が高くなりがちです。(電気カーペットは電気代高くないですか?)

 

「温水タイプ」は、ホースにお湯(不凍液等)を流して温めるタイプですね。

電気カーペットタイプと違い、温水の温度が高くならないため、低温やけどになる心配が少なくなります。

断線は考えにくく、お湯もしくは不凍液を温めるだけなので冷めにくいという利点もあります。

 

「ガスタイプと灯油タイプ」は瞬間的な火力が強いのがポイントです。(基本的に温水(不凍液)タイプ)

東北・北海道などの寒冷地で人気な熱源になります。どちらもお湯や不凍液を使用するタイプが多く、安全性も担保されているので地域によって選択することが良いでしょう。

「ガスタイプ」を選択する場合は、ガス料金の高さを検討し、できればガス切れのない、都市ガスがとっているエリアにお住まいの方におススメです。

ガスの自由化が行われ、価格競争も起きていますので、単価の確認をしましょう。

「灯油タイプ」もガスと同じく、寒冷地向きな熱源ですね。灯油は購入してくるという手間がある分、少し面倒な部分があります。地元石油店でデリバリーしてくれる所があるのであればこの面倒な部分は無くなると思いますが、ガス同様、燃料切れの恐れはありますし、運んできてくれる分高くなることがあります。

温暖地域で選択する床暖房は、電気式のヒートポンプタイプがベスト!

温暖地域ではヒートポンプがいいでしょう。

ガス・灯油のように燃料切れとなることが無く、効率的に動いてくれます。

ヒートポンプは、1の電気に対して4とかの力を発揮するシステムです。選択する機器によってはもっと効率がいいものがあるでしょう。

そして、温水タイプ・不凍液タイプで使用する水温は30℃前後。

お風呂に入る温度よりも低く、低温やけどの心配がほぼありません。

地域によっては最も効率の良い設備になるでしょう。

 

おススメの温水や不凍液タイプで気をつけたいこと

温水が流れるホースの内径が太い方が「効率が良い」ということを覚えてください。

華僑ポリエチレン管などの配管が設置されますが、内径が5mm-7mm程度よりも10mm程度あった方が、温水の流れがよく、効率的に温まります。

選べる内径があれば、出来るだけ太いものを選択しましょう。

 

床暖房の敷設率を重視しよう

敷設率とは

床暖房を設置する際に、どれだけの範囲をまかなうことが出来るのか?です。

電気カーペットを例にして見ましょう。

電気カーペットは、一人用でいくと2畳タイプとか3畳タイプがあります。人数が増えたり、広い範囲をカバーしたい場合はそれ以上の電気カーペットを選択するとおもいます。

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床暖房も考え方は同じで、出来るだけ広い範囲をカバーするものが効率的になります。

6畳の部屋に2畳や3畳では心もとないですよね。床暖房は出来るだけ敷設率が高く施工が出来る商品や工務店・ハウスメーカーにしましょう。

これが住んでからの快適性と光熱費に直結してきます。

敷設率が高いほうが、光熱費が安く済みます。理由は、余計なエネルギーを使用する必要が無いからです。

 

床暖房を設置する最重要ポイントは断熱性

床暖房を効率的に活用するには、せっかく温めた熱を逃がさない工夫をしているかどうかになります。

せっかく温めた熱を効率よく留めておくには、家の保温性が大変重要になってきます。

今はあまり使われなくなってきているかも知れませんが、朝一生懸命作ってくれた温かいお弁当をお昼まで持たせるように保温性の高いお弁当箱が流行りました。

お味噌汁を、家で作ってもって歩くこともできたくらいです。それにより、温かいお昼ご飯をおいしく食べることが出来たわけです。

これが冷めてしまうと、電子レンジなどで余計なエネルギーを使って再度温め直ししなくてはいけません。

アルミなどの金属で出来たお弁当箱では、冷え切るのが目に見えています。

家も同じで骨格が鉄筋で出来ていると外の冷気を家の中に取り込んで冷やしてしまう熱橋が作られてしまうので、温かい家を作るのが難しいんですよね。

ハウスメーカーの断熱性能ランキング(省エネ性能ランキング)では、木造住宅が上位を独占して、下位には鉄骨メーカーが並ぶと言うはっきりとした住み分けが出来てしまいます。

 

ハウスメーカーの断熱性能ランキング!

断熱性能を左右するのは、壁・天井・床・窓の性能

せっかく暖めた熱を、断熱性が低い家だと逃してしまう事に繋がります。

そうならないように、床暖房でなくても断熱性能の高い家づくりをすることをおすすめします。

  1. 出来るだけ性能の高い断熱材を使用すること
  2. 高い断熱性能の断熱材を出来るだけ厚みを持たせて使用すること
  3. 壁・天井・床にバランスよく、隙間無く入れること
  4. 性能の高い窓を採用すること 

この4つを意識した家づくりをするだけで、毎月の光熱費や、快適性が変わってきます。

 

窓の性能については樹脂サッシの断熱性能ランキング  こちらの記事を参照ください。

ただ断熱材の性能を高いものにすれば良いという事ではなく、プラスα厚みをどれだけ充填することが出来るのか?が重要になります。

家の断熱性能は上記の記事でもあるように、Q値やUA値といった数値で表すことが出来ます。

更に、この基準は2020年に義務化されることが決まっているくらい重要な数値です。

基準の義務化についての記事は ↓ こちらを参照ください。

 

まとめ

住宅を建築する際に床暖房を選択する場合は、下記のことに注意して検討しましょう。

  1. エリアによって熱源となるものを選ぶこと
  2. お湯が流れる内径の大きなものを選ぶこと
  3. 敷設率が高いものを選ぶこと
  4. 家全体の断熱性能を高める工夫をすること

家の中に、ストーブやヒーターなどの余計なものが増えないのも良いですね。また空気の入れ替えなどの換気が必要ないところもおススメです。

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