皆さんこんにちは。

良く暖房費が掛かりすぎるという話を聞いたことがありませんか?

寒い冬を快適に過ごしたいのは誰しも同じ。

でも、光熱費がかかりすぎるのは経済的にも負担になる。

どーにかならないの?

そんな時に検討するのが、省エネエアコンに買い替えとか、家族みんなで集まる部屋を決めるとか!激安灯油の販売店を見つけるとか。

いろいろと検討できる材料はありますが、皆さんあまり気付いていないんです。電気代のかかる理由が。

もくじ

電気代のかかる家・寒い家は、たとえるならばザルに水を溜めようとしているのに似ている

皆さんお風呂にお湯をためようとしているのに、栓を閉め忘れたことありませんか?

いつまでたっても、たまらない。

水道代がもったいない!

怒られた経験ありますせんか?

電気代のかかる家はお風呂と同じ!しっかりと栓を閉めないと

実は家も同じなんです。

いくら高温のお湯をためようとしたとしても、お風呂の栓が閉まっていなかったら?温かいお風呂につかることができますか?

いくら高性能エアコンで省エネであっても、家がザル状態(穴が開いた状態)であればお金をかけて温めた空気は、どんどん室外へ漏れていきますし、冷気が中に入ってきます。

  • エアコンが悪いんじゃないんです。
  • ストーブが悪いんじゃないんです。
  • 床暖房が悪いんじゃないんです。

しっかりと、暖房器具たちは頑張っています。

コタツも頑張っています。

しかし、

  • コタツ布団がめくれ上がっていたら・・・
  • コタツ布団が薄かったら・・・
  • コタツ布団が寸足らずだったら・・・

いづれも「 すーすー 」しませんか?

 

ザルに一生懸命水を溜めようとしても溜まりませんね。

暖房を受け止めるそもそもの  家 ” 自体がザルなんです。

 

どーやって家の栓を閉めるのか?

あなたの家はどのような構造になっていますか?

例えば【 まど 】の断熱性を高めるには!

 

まどは、分かりやすいですね。

まどに穴が開いた状態=まどを開けている状態です。

いくら暖房を効かせようとしても、どんどん暖気が逃げていきます。

そして、冷気が家の中に侵入してきます。

えっ!寒いのに窓を開ける人はそうそう居ないでしょうって!

それはそうですね。しかし・・・

あなたの家のまどはどうなっていますか?

1枚ガラスですか?

2枚ガラスですか?

2枚ガラスの間は空気ですか?ガスですか?

3枚ガラスですか?

3枚ガラスの間は空気ですか?ガスですか?

ガスの場合、アルゴンガスですか?クリプトンガスですか?

まどのサッシ枠はどうなっていますか?

アルミサッシですか?

木のサッシですか?

アルミ樹脂の複合サッシですか?

オール樹脂サッシですか?

サッシ枠の中にあるスペーサーはどうなっていますか?

アルミスペーサーですか?

樹脂スペーサーですか?

ガラスは1枚より2枚、2枚より3枚。

空気層ではなくガス、ガスでもアルゴンガスよりクリプトンガス。

サッシ枠はより熱を通しにくい素材、木や樹脂へ。

あなたの家についている窓がどのようなものかによっては、お風呂の栓をしていないのと同じかもしれません。

家全体の気密性・断熱性も同じで、性能が悪いと家全体が穴だらけのようなものです。

寒いわけです。

 

例えば【 かべ 】の断熱性能を高めるには!

あなたの家の壁の中を知っていますか?

今建築している家のほとんどに、断熱材が施工されています。

その断熱材はどのような素材ですか?

綿のような素材ですか?

発泡スチロールのような素材ですか?

ウレタン素材ですか?

吹きつけたような素材ですか?

その断熱材の厚みはどれくらいかわかりますか?

柱が3寸5分で、びっちり施工されていれば約10cm

柱が4寸で、びっちり施工されていれば約12cm

ツーバイフォーで、びっちり施工されていれば約9cm

ツーバイシックスで、びっちり施工されていれば約14cm

外張り断熱であれば、最高5cm

断熱材が隙間なく施工されているか見ていますか?

建築中を知っていますか?

建売で見ていませんか?

コタツ布団が引っ張られて、どこかに隙間が出来ていませんか?

 

断熱材はより熱伝導率が低いものを、より厚みを増して、隙間無く充填すること

断熱材は自分で選ぶ時代です

例えば【 てんじょう 】の断熱性能を高めるには!

 

あなたの家の天井もしくは屋根はどのようになっているのか知っていますか?

天井裏か、屋根に断熱材が施工されるのが普通です。

その断熱材はどのような素材ですか?

綿のような素材ですか?

発泡スチロールのような素材ですか?

ウレタン素材ですか?

吹きつけたような素材ですか?

その断熱材の厚みはどれくらいかわかりますか?

天井裏への施工の厚みはどのくらいですか?

屋根施工の厚みはどのくらいですか?

断熱材が隙間なく施工されているか見ていますか?

建築中を知っていますか?

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建売で見ていませんか?

 

掛け布団が首までかかっていますか?肩が出ているとスースーしますよ。

かべの断熱材と同じです。暖かくなった空気は上に集まり天井から逃げていきます。

断熱性能の悪い天井や屋根を持った家には、雪が積もったままになりません。溶けてしまうから。

 

例えば【 ゆか 】の断熱性能を高めるには!

あなたの家の床下はどのようになっているか知っていますか?

床下にも断熱材が施工されるのが普通です。床下ではなく、基礎断熱を推進している会社もあります。どんな施工になっているかご存知ですか?

その断熱材はどのような素材ですか?

綿のような素材ですか?

発泡スチロールのような素材ですか?

ウレタン素材ですか?

吹きつけたような素材ですか?

その断熱材の厚みはどれくらいかわかりますか?

床下への厚みはどれくらいですか?

基礎断熱の厚みはどれくらいですか?

断熱材が隙間なく施工されているか見ていますか?

建築中を知っていますか?

建売で見ていませんか?

 

かべの断熱材と同じです。寒い冬に底冷えしませんか?

冷気が床下から入り込んできます。

電気代のかからない家は暖かい家

 

家は、極端に言うと立方体です。上下横の壁が揃って初めて雨風をしのげる家となります。

でも冷気は立方体のかべ・ゆか・まど・天井をすり抜けてやってきますし、せっかく暖房した暖気は逃げていきます。

それをザルではなく、通さない様にするには隙間無く施工することがとても大切です。

いくら高性能な断熱材を施工しようとも、隙間があるようであれば寒さ暑さを防げません。

 

高性能な家を作っている大工さんは体感しています。高気密高断熱住宅の凄さを。

その大工さんは70歳と高齢です。

40年前に購入した、窓枠にはめ込むエアコンを建築現場に持ち込んで仕事をしています。

その40年前のエアコンのスペックは4畳半を冷房する能力しかないんです。それでも・・・

『 40坪の家を冷やすにに十分な性能だよ。 』

と言っています。

私も体感しましたが、1階の窓枠に設置してさすがに2階は暑かったのを覚えていますが1階は十分すぎるほどの冷房効果を得ていました。

大工さんは言っていました。

『 これくらいので十分だよ。 』

冷えすぎちやうからね。と。

 

建築中の電気は仮設電柱!

大きな電力を賄うには、足りない容量なんです。

40年前の小さな出力のエアコンで十分足りるみたいです。

 

 

知っていますか?あなたの住んでいる家のスペックを!

高性能な冷暖房機器に頼る前に、電気代が高いと嘆く前に!

 

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