注文住宅を検討する際、何から始めて良いのか迷いますよね。
そんな時は、まず1カ月程度資料を集め、情報を収集することから始めることをおすすめします。
「どんな情報か?」
というと、あなたがこれから建築を依頼するであろう「ハウスメーカーや工務店の特徴」についてです。
注文住宅は、建売やマンションなどと違い、あなたと建築会社で0(ゼロ)から作り上げる住宅です。
つまり、あなたが頼む建築会社が得意とする住宅を知っておかなければ、二人三脚で理想の住宅を作り上げることは難しくなります。
ハウスメーカーの特徴を知ることが注文住宅の第一歩
例えば、あなたが極度の「冷え性」で、どうしても暖かい家が欲しいと思っているとします。
しかし、建築を依頼した先は、鉄骨造のメーカーだった。
そもそも、鉄骨造のメーカーが暖かい家を作りあげることは、限界があります。これは、自他ともに認める構造による限界とも言えます。
【事例】----------
セキスイハイムでは、「軽量鉄骨の注文住宅」と「木造の注文住宅」を取り扱っています。
暖かさを測る指標に、断熱性能(UA値)がありますが、両方を扱うハイムでは…
- 鉄骨系 UA値=0.6
- 木造系 UA値=0.46(商品グランツーユー)
※UA値は値が小さいほど、高断熱となります。
つまり、暖かい家を望んでいるのに、鉄骨メーカー(商品タイプ)を選択することがそもそもの間違いで、情報収集不足なんです。
暖かい家を選ぶには、断熱性能の比較が欠かせませんハウスメーカー別断熱性能ランキングTOP20!木造が上位独占【最新】では、その根拠について触れています。
- 「地震」に関してはどこにも負けない家づくりをしている。
- 「省エネ」に関してはどこにも負けない家づくりをしている。
- 「快適性」に関してはどこにも負けない家づくりをしている。
- 「コストパフォーマンス」に関してはどこにも負けない家づくりをしている。
- 「2世帯住宅」に関してはどこにも負けない家づくりをしている。
- 「3階建て住宅」に関してはどこにも負けない家づくりをしている。
- 「アフターサービス」に関してはどこにも負けない家づくりをしている。
「ハウスメーカー」「工務店」と一言で言っても、住宅のどういった分野に強いメーカーなのか?によって、あなたが理想とする一生住むことになる住宅の出来は変わってきます。
例えば、上記にあげた「地震」をみてみると、住宅の強さを3段階で分けています。
- 耐震等級1
- 耐震等級2
- 耐震等級3
等級の数字が上がれば上がるほど強い家づくりをすることになりますので、地震に強い家づくりをする会社であれば、保険料も50%割引がきく「等級3」を提案するでしょう。
例えば、「省エネ」に優れた家づくりをしているハウスメーカーであれば、断熱性能や気密性能を強化する家づくりをしているでしょう。
その場合はQ値やUA値、C値といった指標となる数字を高めていくことで、省エネな住宅を作り上げていくことになります。
このように、住宅を提供する会社には、「耐震等級」や「省エネ性能」などそれぞれ「特徴となる性能」を持ち、その強みを他社との差別化としています。
しかし、はじめて住宅を購入する立場となるあなたは、住宅会社による「特徴(性能)の違い」を知らないはずです。知らずに住宅が完成すると「こんはずじゃなかった!」という結果が待っています。
耐震等級が低ければ、地震保険や火災保険が倍以上に高くなることもあり、建築した後では取り返しがつきません。
省エネ性が低ければ、断熱性能が低く、冬寒く、夏暑い住宅となり、それをカバーしようと、冷暖房費がかかります。これも知らなければ起きてしまう、後の祭りです。
このようにならないよう、まずは住宅会社の「特徴」を最初に掴み、どんな住宅があなたに合っているのかを見つけることが必要です。
住宅会社の作成しているカタログ(資料)は、見ただけで、その会社の「特徴」がつかめるような構成になっています。特徴がつかめないようなカタログは、その会社がどのような住宅を提供していきたいのか?がぶれている証拠なので、そういったメーカーは、選ぶことを避けましょう。
まずは、住宅会社のカタログ(資料)を集めてみましょう。
ここから家づくりが始まります。
【無料】ハウスメーカーのカタログを探してみる!
失敗しないハウスメーカー・工務店の資料集めの方法
目的は、建築会社の「特徴」を掴み、失敗しない住宅選びをすることが第一優先なので、資料は集めるだけ集めて、どんな特徴があるのか?を知ることです。
ハウスメーカー等のカタログを集める場合、一般的に考え付くのが以下に紹介する3つです。
①住宅展示場で資料をもらう。
②ハウスメーカー公式サイトの資料請求ページから依頼する。
③一括資料請求サイトを利用して依頼する。
住宅展示場で資料をもらうメリット
住宅展示場に行くと、公式サイトや一括資料請求サイトにはないメリットがあります。
それは、数多くの資料を1回でもらうことができる点です。
例えば、私が建てたハウスメーカー「一条工務店」を例にとって見ましょう。
一条工務店で用意しているカタログは1つではありません。
メインとなる商品カタログのほか、設備に関するカタログなども豊富にあります。
【商品タイプ別カタログ】
- i-smart
- i-cube
- セゾンFタイプ
- セゾンAタイプ
- 和風百年
- ブリアール
- セゾンアシュレ
- 3階建て
【その他カタログ】
- i-seriseⅡ
- 夢の家
- 全館床暖房
- キッチン
- i-standard(住宅設備)
- アイスマート設備仕様ガイド
- 健康へのこだわり
- ichijo防災ブック
- 奥様応援BOOK
- 夏の不快を0にする家
- オーナズボイス
- などなど
どんな家が良いのか?
決まっていない時点では、どういったカタログをもらっていいかもわかりません。
そういった場合は、住宅展示場へ足を運ぶのが一番適しています。全部のカタログをもらう必要はないかもしれませんが、ある程度もらうことで、その会社がどんな住宅を作り提供しているのか?が分かるようになるでしょう。
住宅展示場へ足を運ぶと、漏れなく営業さんがついてきますが、逆にチャンスです。
カタログをもらうついでに、その会社の「特徴」を簡潔に教えてもらいましょう。
「御社の強みは何ですか?」
「御社の特徴は何ですか?」
のような感じで聞いてみましょう。
大体のハウスメーカーでは、「特徴」を前面に出して、それを売りにしているので、あなたの希望する住宅に当てはまるのかどうか?の判断材料となります。
営業されるかもしれないリスクをとって、展示場へ行くのであれば、それ相応の対価をもらって帰るようにしましょう。
もしその会社が当てはまらないのであれば、しっかりとお断りを入れるだけです。
公式ホームページから資料請求をするメリット
公式のホームページから資料請求をするメリットは、わざわざ展示場へ出向かなくてもいいところです。
気に入ったハウスメーカーや工務店を検索して、そのホームページから資料を請求するので、1件1件請求する手間はかかりますが、展示場へ行くほどの時間は取られません。
ただ、展示場へ直接行く場合と違い、カタログを請求できる冊数には、上限がある場合がほとんどです。
例えば、ハウスメーカーの公式サイトから資料請求をすると、「1回につき3点まで」のような冊数制限を設けているでしょう。
実際のハウスメーカーの公式カタログ請求画面。↓
他のハウスメーカーでも、以下のように3冊に絞っています。↓
なので、多くのカタログをもらいたい場合は、住宅展示場へ行ってしまうのが正解です。
展示場まで片道1時間以上かかるとか、デメリットがある場合は、まず3冊でもいいので、資料請求をしてみることをおすすめします。その上で、気になった住宅会社に訪問するようにします。
余談となりますが、一説には、公式ホームページから資料請求してくる、お客さんは「アツい顧客になる」という話から、営業マンがベテランさんがつくという噂があります。
住宅は、高い買い物ですので、多くの経験を持つ担当さんがつくことに越したことはありませんが、本当にベテランさんがつくのかどうか?は会社によりけりでしょう。
一括資料請求サイトを利用するメリット
一括資料請求サイトを利用する最大のメリットは、1回の個人情報入力で、多くの資料を請求することができるので、時短に役立つことです。
自分が知らないメーカーも、リストとして上がってくるので、「こんな住宅会社があるんだ!」と選択肢が増えるのもメリットでしょう。
テレビCMで流れているような、大手ハウスメーカーは平均建築価格が3487万円(2018年)と高い傾向にあります。
つまり、そのような会社(知っている会社)だけに資料請求したとしても、予算が追い付かなければ意味がありません。
全国平均の注文住宅相場は、2807万円というデータがあります。
大手ハウスメーカーとの差は約700万弱。
このことからも、テレビCMで見聞きしている会社だけではなく、地元の工務店等のカタログ(資料)もあったほうが良いといえます。
そんな時は、住宅展示場へ行くよりも、個別の公式サイトで資料請求するよりも、「一括資料請求サイト」が適しています。
大体の一括資料請求サイトでは、入力が3分~5分で、ほしいハウスメーカーの主要となるカタログをもらうことができ、利用する人は、1回あたり平均9社前後の資料を請求しているというデータがあります。
私は、有名どころの資料を請求しましたが、11社のカタログが届きました。
届くまでの時間は、会社によりそれぞれでしたが、早くて4日後。一番遅くて10日前後かかりました。
その会社のメインとなる商品や、特徴を網羅したカタログが届くので、どの会社がどのような住宅を提供しているかが、一目でわかり、相談したい会社の選別が楽に済みました。
このようにとても便利な「一括資料請求サイト」にも、それぞれ「特徴」があります。
その特徴を理解すると、より役立つこと間違いなしです。
大手一括資料請求サイトは3社
注文住宅の一括資料請求サイトで大きなところは3つあります。
- LIFULL HOME’S
- SUUMO
- タウンライフ家づくり
上位2社となる、「LIFULL HOME’S」と「SUUMO」はテレビCMなどで頻繁に目にする企業ですよね。
そのため、掲載している企業情報量も多いのが特徴です。
そのため、数多くの企業から選びたいという方は、上記のどちらかから資料請求すると間違いありません。
「LIFULL HOME’S」と「SUUMO」ならどっち?
「LIFULL HOME’S」と「SUUMO」は、大手というだけあって、サービス内容が似ています。そのため、どちらで資料を請求したとしても、届くものは同じなので失敗はしません。
ただどうしても、どちらか一方を選ぶとなれば、掲載料No.1の「LIFULL HOME’S」を利用するのが無難でしょう。
LIFULL HOME’Sは、注文住宅のカタログだけではなく、不動産情報というカテゴリでも、情報量No.1です。代表取締役の井上社長も、どんどん情報量を増やしていく方向との話をしています。先駆けであるSUUMOを一気に抜き去ったこともかんがえると、今後も伸び続ける企業でしょう。
LIFULL HOME’Sの資料請求画面は、直感的に操作ができるようになっています。
「予算」・「テーマ」・「エリア」という3つの選択肢から選ぶことができるので、まずは、自分の予算内にどのようなハウスメーカーが入っているのかを眺めるのもいいでしょう。
予算に合わせてカタログを選ぶ
1000万円台から、2000万円~2500万円未満、2500万円~3000万円未満など、あなたの予算にあった価格帯で建築できるハウスメーカーをピックアップできます。
良いものを見ると、ついつい予算オーバーになってしまう可能性が高くなりますから、最初に間口を狭めるのも一つの方法かもしれません。
ちなみに、予算からカタログを探すにある、写真と予算額はイメージとなっている様子です。
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テーマに合わせてカタログを選ぶ
LIFULL HOME’Sでは、人気のあるカタログのランキングを作っていて、そのランキングにあったテーマのカタログを選ぶことができます。
例えば、3階建ての住宅を希望しているのに、3階建てができない建築会社のカタログをもらってもあまり意味がないですよね。また、予算が限られているのに高級メーカーのカタログをもらっても、これまた意味がありません。
自分に合ったテーマで、カタログを選べるのは、とても便利です。
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エリアで建築できる会社を選ぶ
資料請求の王道スタイルの「エリアで検索」です。
ハウスメーカーであっても、建築が可能なエリアでなければ元も子もありません。
自分が建築をする予定地となるエリアで、建築が可能な会社を選択する。
一番間違いのない方法かもしれませんね。
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上位2社にはないタウンライフ家づくりの特徴
タウンライフ家づくりは、上位2社にはない特徴を持っています。
- 間取りプランの提案
- 資金計画の提案
- 土地探しの提案
一般的な資料請求サイトは、気に入ったハウスメーカーなり工務店なりの資料を一括してもらえるというもの。もちろんそれだけでも助かるサービスではあるのですが、もう一歩踏み込んだサービスを、タウンライフ家づくりでは提案しています。
間取りを作成するには、ハウスメーカーに出向き、設計士と打ち合わせをしなければ、通常は間取りが出来上がりません。
しかし、そんなことを数社にわたって行っていると、時間がいくらあっても足りません。
その結果、1社や2社見ただけで決めてしまう人が多いのが事実です。
比べる数が少ないと、満足いく家づくりができないことから、「家は3回建てないといい家はできない」なんて言葉が出てきてしまいます。
その不満や悩みを解決する手助けとなるのが、タウンライフ家づくりの間取り作成サービスです。
間取りサービスをうけると、見積もりの根拠となる土台ができるので、資金計画が可能になります。
提案を受けた間取りで建築した場合の、資金計画をもらうことで、他社との比較が容易になってきます。
そのため、できれば複数社へ見積もりも依頼しましょう。
こういった他社にはないサービスが消費者からうけ、利用者満足度ではNo.1を獲得しています。
もちろん資料のみの請求も問題ありませんが、その場合は、LIFULL HOME’Sを利用すればいいでしょう。
まとめ
人生で初めての大きな買い物は、右も左もわからないことばかりです。
だからこそ、基礎となるハウスメーカー選びが重要になってきます。
どんな特徴があるのかわからない状態で、ハウスメーカーを決めてしまうと、「後々こんなはずじゃなかった。」
となってしまいます。
初めての旅行先に行くつもりで、事前に資料集めという準備をしてから挑みましょう。
【今回紹介した一括資料請求サイト】
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SUUMOで住宅カタログを無料請求する
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