一条工務店のi-smartで夢発電を搭載し、初期費用900万円を投資したのが5年前でした。
発電開始を開始してから累計発電額が600万円を超えてきました。
5年で投資回収率66%という勢いです。
どのくらいの量、搭載したのかというと・・・
- 屋根部22kw+カーポート5kwの27kwの搭載
- 累計発電量 158,994.91kwh
- 売電単価 38.88円(税込8%)
平屋30坪片流れ屋根にソーラーカーポートを利用すれば、このくらいの搭載が可能になります。
このまま20年間の固定買取が続くと、2400万円の売電収入と言う計算に。
初期投資金額が900万円ですから、大幅な増収が期待されます。
そこで、気になるのが、今現在でも大容量の太陽光発電を搭載した場合元が取れるのか?というのが気になるところでしょう。
2019年現在の固定価格で大容量の太陽光発電を搭載したら・・・
結果からお伝えすると、今現在でも間違いなく収益(儲け)を出すことができます。
これから一条工務店で太陽光発電を全量買取で載せようかどうか迷っている人は、これから紹介する内容で計算をしてみてください。
2019年の太陽光発電固定価格買取金額でどのくらい利益が取れるのか
2019年での単価で計算する場合は、下記の買取単価で行います。
2019年全量買取制度の買取単価は14円+税(10%)。
【税込15.4円】
※記事作成時点での2020年の買取単価は未定なので、なっとく再生可能エネルギー 固定価格買取制度より確認をしてみてください。
もし、私と同じ量(27kw)の太陽光発電を搭載した場合、5年間の累計発電量は先に説明した158,994.91kwhとなります。
建築地によって日照の良し悪しはあるかと思いますが、私が住む北関東での実際の発電量です。
2019年売電単価でも20年で約1000万円の発電が可能
【27kwで2019年の売電単価15.4円で計算した場合】
158,994.91kwh×15.4円(税込)=244万円/5年間
48.9万円/年発電することとなり、単純計算20年間で見ると978万円の収益を生み出すこととなります。
つまり、太陽光発電を設置する費用が978万円を下回れば、収益が出るという計算になります。
ただ細かく言えばパワコンの取り換え費用だったり、経年劣化による発電量の低下だったりを加味する必要がありますが、978万円を単純に27kwで割ると、1kw当たり36万円以下で搭載できればトントンです。
※パワーコンディショナーの交換時期は、10年~15年後を目安としていることが多いです。
【2019年時点】一条工務店が提供する太陽光発電システム価格(夢発電)
今現在の一条工務店が提供する太陽光発電がいくらになっているか?
2018年9月時点のキャンペーン価格は19万円/1kwあたり(10kw以上搭載時)となっていましたが2019年11月今現在も同じ価格での提供をしている様子です。
市場価格より安く提供しているのが分かります。
下記内容は、一条工務店の公式ホームページに記載のある価格です。
- 太陽光発電システム 19万円/kw
- 電量計他(27kwの場合)27万円
※10kw~20kw未満の場合の電量計は25万円と記載があります。
これをもとに計算すると、27kw×19万円=513万円+計器27万円
【27kw太陽光発電の投資金額 540万円】
という試算ができ、投資金額540万円に対して約倍の978万円の売電収入が得られることとなります。
トヨタが誇る、クラウンが約500万円ですので太陽光発電を搭載すると視野に入ってきます。
パワコンなどのメンテ費用を含んで考えても手出しなしでハリアーが購入できちゃいますね。
もしくは、繰り上げ返済費用に充てることも可能です。
2階建て35坪程度の家に太陽光発電を搭載した場合のシミュレーション
【35坪程度の屋根に搭載】
35坪程度2階建ての家に13kw搭載した場合【2019年】
初期投資金額 13kw×19万円+25万円=272万円
私の発電実績に当てはめて現在の買取価格で計算すると、
20年で471万円の収益になります。
2019年時点でも13kw搭載で約200万円の利益が得られるということです。
【35坪程度の屋根+ソーラーカーポート】
初期投資金額 18kw×19万円+25万円=367万円
20年で652万円の収益になります。
2019年時点でも13kw搭載で約285万円の利益が得られるということです。
ただし、ソーラーカーポートを利用する場合カーポートの費用に約50万円くらいかかりますので、元からカーポートを設置しようと考えているのならばいっそのこと、ソーラー付きにしようと考えないと、利益が減ることになりますので注意です。
大容量太陽光発電システムを搭載する場合の注意点
10kw以上の太陽光発電システムを搭載する場合注意しなくてはいけない点があります。
建築するエリアによってまちまちになりますが、太陽光発電システム以外に費用が掛かる場合があります。
- 「系統連携費用」
- 「連携工事負担金」
- 「接続工事費」
なんて言われています。
大容量の太陽光発電システムを搭載すると、かかってくる費用のことです。
私の場合ですが、約40万円ほどかかった記憶があります。
これ以外にも、建築地近くに電柱が無い場合等は、電柱の新設費用なども掛かる可能性があるので要確認です。
出典:東京電力ホールディングス
まとめ
今回は、2019年の買取単価でも大容量の太陽光発電システムを搭載するのはお得になるのか?
を実際の発電データから計算してみました。
銀行に100万円の預金をしていても、10円とかの利子しかつかない時代ですから投資できるならやるのも一つですね。
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