お子さんのいるご家庭で、Amazon「Fire TV Stick」を購入したら、まず設定したいのが「機能制限」。
子供は、どんな最新機器でも「直感」で操作を覚えてしまいませんか?
取り扱い説明書なんか読めるわけもなく。
いつそんなの覚えたの???
っていう会話が日常的に行われるくらい、子供は、知らない間にどんどん成長していきます。
しかし、どんどん覚えてほしいものもあれば、手放しで喜べないものもあったりします。
「ゲームがしたい、ポケモンが観たい。」
そんな時、子供に「スマホを渡して見せる。」そんな光景は当たりまえになってきています。
しかし、いろいろなサービスが展開しているこのご時世、いつ商品購入ボタンを押してしまわないか?
気が気ではありません。
ましてや、見てほしくないものをみてしまったり・・・
今回は、「Fire TV Stick」を購入したらまず最初に設定したい「機能制限」について紹介していきたいと思います。
※Fire TV Stickは、初期状態だとすべての視聴ができるようになっています。
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Amazon「Fire TV Stick」ができる2つの機能制限
画面左上に、「ホーム」「マイビデオ」「映画」「TV番組」「アプリ」「設定」と並んでいるのが見えると思います。
この中の「設定」を選び「環境設定」を開きます。
すると、「機能制限」ができる画面に映ります。
「機能制限」は、大きく2つの制限機能があります。
- 成人向けコンテンツの制限設定
- 4つの機能制限設定
成人向けコンテンツの設定方法
成人向けコンテンツの設定は、18歳以上のユーザーに限定する機能です。
この機能を「オン」にすることにより、「Fire TV (Stick)」の成人向けコンテンツが制限されるようになりますが、Amazonビデオ(プライムビデオ)のR指定作品を制限することにはつながりません。
あくまで「Fire TV (Stick)」の成人向けコンテンツ、ビデオ、アプリ、ゲームの制限となります。
そのため、Amazonビデオ(プライムビデオ)の「R18+、R15+など」は、改めて視聴制限を設定することが必要となります。
この視聴制限については、下記機能制限の2の項目で説明します。
機能制限の設定方法
機能制限では、4つの制限を設定することが可能です。
- 商品購入制限(PINで保護)
- 視聴制限
- アプリ・ゲーム起動制限(PINで保護)
- Prime Photosアプリ制限(PINで保護)
まずは、PIN(暗証番号)の設定をします。
成人向けコンテンツの設定の下にある「機能制限」を選びます。
すると、PIN(暗証番号)4ケタを選ぶ画面となります。
この画面で、PIN(暗証番号)4ケタを入力して決めます。(任意番号)
入力は、付属のリモコン(登録していればスマホアプリからも可能)で行います。
1回入力すると、確認のためもう一度入力するようになりますが、その後機能制限が有効となります。
最初の画面では、0~4までの数字しか表れていませんが、リモコンのメニューを押すことで5~9までの数字が表れます。
好きな数字4ケタを入力して、覚えておきましょう。
PIN(暗証番号)を忘れてしまう場合もあるでしょう。その時は、リセットすることが可能です。
商品購入制限設定方法
Fire TV (Stick)内では、
- Amazonビデオをレンタルしたり、購入したり
- アプリやゲームをダウンロードして購入したり
することができます。
しかも、多くのものは1‐クリック対応となっているため、簡単に購入等ができてしまいます。
これを制限するには、「商品購入をPINで保護」をオンにすることで完了します。
これでお子さんが、間違って購入等をしてしまう危険性がなくなりますが、無料のコンテンツを見るときにもPINの入力を求められます。
デメリットではありますが、お子さんがいる家庭では設定をしておいたほうが無難でしょう。
視聴制限設定方法(映画・TVを制限)
最初に、成人向けコンテンツの設定で、18歳以上のユーザーに制限をかけていますが、ここでは映画やビデオ、テレビなどの制限を設定します。
「商品購入をPINで保護」の下にある「視聴制限」を選びます。
選べるのは、下の4つの制限です。
区分 | 対象年齢 |
一般 | 全年齢 |
ファミリー | 12歳以上 |
ティーン | 15歳以上 |
大人 | 18歳以上(制限なし) |
※初期設定ではティーンと大人がデフォルト設定されていました。
観てほしくない世代を選ぶと、鍵マークがでてくるので、これで視聴の制限がかかります。
この状態で視聴しようとクリックすると、「視聴制限が適用されます」と表示がされて、PIN(暗証番号)を入力することが必要となるので、知らなければ見ることができません。
しかし、この視聴制限が適用されるのはAmazonビデオ(プライムビデオ)になります。つまり、他の動画配信サービスに関しては、視聴制限がかからないので注意が必要です。
そのため、次に紹介する起動制限も併せて行っておきましょう。
アプリ・ゲーム起動制限設定方法
視聴制限に続いて設定しておきたいのが、アプリ・ゲームの起動制限です。
設定画面の「視聴制限」の下にある「アプリの起動をPINで保護」を選びます。
商品購入制限と同じく、PINの入力を求められるので、知らなければ起動することができなくなります。
やはり、大人が使うときには煩わしく、ひと手間がかかりますが、子供だけになる「お留守番」などの時にはとても有効に働くでしょう。
この機能制限は地味に助かるんだよね。
Prime Photosアプリ制限設定方法
Prime Photosアプリは、プライム会員向けのフォトストレージサービスです。
このストレージに、写真や動画を入れておくと、テレビの大画面で見ることができるようになるので便利ではあるのですが、家族以外の人とFire TV (Stick)を楽しむ際には、見られたくない場合もあるでしょう。
そんな時には、PIN(暗証番号)の設定をしておくことで、制限がかかりますので安心です。
家族写真はだれにでも見せるわけではないからね。
PINの設定変更方法
息子にPINがばれちゃったよ。
PIN(暗証番号)が子供にばれてしまった。
そんな時は、再設定が必要になるでしょう。
再設定方法は、いたって簡単です。
「機能制限」画面の一番下にある、「PINを変更」を選びます。
既存のPIN番号を入力してから、新しいPIN番号を2回続けて入力します。
これでPINの変更が完了です。
PINを打ち込むときに、リモコンが見えない様に打つと分からないと思うよ。
PIN(暗証番号)を忘れた場合
PINを忘れてしまった場合は、リセットを行います。
リセットは、Fire TV (Stick)では行えないので、PCやスマホからプライムビデオのアカウントと設定にアクセスして、新しいPINを入力し保存をすれば完了します。
しっかりと反映しているか、確認してみましょう。
まとめ
機能制限と、名前は難しそうに感じますが、操作してみるとそんなに難しいことはありません。
しかし、Fire TV Stick画面を目の前にすると固まってしまう人もいるでしょう。
できる限り分かりやすく書いたつもりですので、スマホなどで見ながら設定してみるといいでしょう。
ここでは書かなかったけど、視聴履歴が観れるから、プライムビデオ内で削除をしておくことをおすすめするよ。
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