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寒い家・暑い家・高い光熱費を回避する重要なポイントは窓!

2017/11/06

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快適な生活を送る為に、色々と迷って住宅メーカーを探すことと思います。そんな中で住宅メーカーを探す段階で何に重点を置いて決めていきますか?

今回はそんな中で【窓】について深く知っていこうと思います。

冷暖房に限っての快適性をあげようと思えば、窓なしで性能の高い断熱材を隙間なく詰め込んだ壁と床そして天井を作り上げれば少しのエネルギー(電気・ガス・灯油)で済むでしょう。

しかし、窓のない閉鎖的な空間に人が住むのは至難の業。どうしても【窓】が必要になります。

冷暖房時の快適性に限っては窓がエネルギー損失の1番の要因にもなっているんです。

暑い夏の窓からの熱の影響は約7割!が窓から入る。

寒い冬の窓から温められた熱の約5割!が窓から逃げる。

例えば、寒い冬の窓から温められた熱の約5割が窓から逃げるということは、1万円かけて温めた空気を5千円分捨てていることと同じで、5千円分の効果しか得ることが出来ないという考え方になります。

これらの熱の出入りを最小限に食い止めれば、エネルギーの損失を出費を減らすことができます。

壁に近い高い性能で窓を作れば問題は減る

壁のように熱の出入りを遮るもしくは留める性能が窓にもあります。

まずは窓がどのような構成になっているのかを見て行きましょう。

  1. 窓枠(アルミサッシ・アルミ樹脂複合サッシ・樹脂サッシ・木製サッシ)
  2. ガラス 単一(1枚)ペア(2枚)トリプル(3枚)それ以上
  3. 中空層(空気層・ドライエアー・アルゴンガス・クリプトンガス)
  4. スペーサー(アルミ製・樹脂製・木製)
  5. Low-Eガラス(Low-E付・なし)

日本の窓性能のトップはLIXIL(リクシル)がつくる LEGARIS(レガリス)

窓にも性能表示があり、それを熱貫流率(U値)で表します。

LIXILレガリスの熱貫流率(U値)は【0.55W/(㎡・K)】

熱貫流率(U値)とは、熱の伝えやすさを表した値

面積1㎡あたり1時間にどのくらい(キロカロリー)の熱が通るのかを表す

この数値が小さければ小さいほど熱を通しにくくなります

このLIXILのレガリスはサッシ枠が樹脂で出来ており、住宅業界でペアガラスが主流となっている現代で5層のガラスを採用しています。

ガラスの中空層にはクリプトンガスを採用しており熱伝導を更に抑えています。

ペアガラス以上の中空層に入る気体の種類と熱伝導率

ペアやトリプルや5層の中空層に入る気体は、大きく3つに分かれます。

クリプトンガス・アルゴンガス・ドライエアー

  • クリプトンガス U値 0.009W/(㎡・K)
  • アルゴンガス  U値 0.016W/(㎡・K)
  • ドライエアー  U値 0.024W/(㎡・K)

やはりこれらの数値は小さければ小さいほど熱を通しにくくなりますのでクリプトンガスが優勢になります。

ガラスとガラスの間に入るスペーサーもアルミ製と樹脂製に分かれます。

アルミと樹脂の熱伝導率の違いが1/1000となるのは有名ですね、樹脂製にすることで性能がアップします。

最新のテクノロジーを組み込んだこのレガリスを住宅に取り込むには、相当な費用アップが考えられるでしょう。

しかし窓でありながら、熱貫流率U値=0.55を叩き出すこのレガリスはこの上ない快適性をもたらすことは間違いないでしょう。

採用したいなと思った方は、窓サイズが充実しているか、も確認のうえ検討ください。

サッシメーカーの窓性能の違い!

LIXIL

商品名 熱貫流率 サッシ枠 ガラス構成 中間層 ガラス スペーサー
レガリス 0.55 樹脂製 5層 クリプトンガス Low-E 樹脂製
エルスターX 0.79 樹脂製 トリプル クリプトンガス Low-E 樹脂製
エルスターX 0.91 樹脂製 トリプル アルゴンガス Low-E 樹脂製

YKK AP

商品名 熱貫流率 サッシ枠 ガラス構成 中間層 ガラス スペーサー
APW430 0.91 樹脂製 トリプル アルゴンガス Low-E 樹脂製
APW330 1.48 樹脂製 ペア アルゴンガス Low-E 樹脂製
 APW330 1.67 樹脂製 ペア 空気層 Low-E アルミ製

三協館山(三協アルミ)

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商品名 熱貫流率 サッシ枠 ガラス構成 中間層 ガラス スペーサー
トリプルスマージュ 0.86 樹脂製 トリプル アルゴンガス Low-E 樹脂製
スマージュ 1.40 樹脂製 ペア アルゴンガス Low-E 樹脂製

一条工務店(オリジナル樹脂サッシ) サッシメーカーではなく住宅メーカー独自開発品

展示場に行くと貰えるパンフレットの中に【防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ】を紹介するパンフレットがあったので記載してみます。

平成26年度 省エネ大賞受賞していますね。

商品名 熱貫流率 サッシ枠 ガラス構成 中間層 ガラス スペーサー
防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ(標準仕様) 0.80 樹脂製 合わせガラス付きトリプル 樹脂製 Low-E 樹脂製

商品タイプ(i-smartとi-cube)にはハニカムシェードと言う断熱シェードが標準採用されており、防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシと組み合わせる(ハニカムシェードを降ろした状態)と熱貫流率が更にアップして【0.60W/(㎡・K)】※開き窓)になるという。

まとめ

熱貫流率のみでランキングをつけてみました。

ランキング メーカー 商品名 熱貫流率
LIXIL レガリス 0.55
LIXIL エルスターX クリ 0.79
一条 ツイントリプル 0.80※
三協館山 トリプルスマージュ 0.86
LIXIL エルスターX アル 0.91
YKK AP APW430 0.91
三協館山 スマージュ 1.40
YKK AP APW330 1.48
YKK AP APW330 1.67

家全体でみると窓だけが高性能では意味も浅くなってきてしまいます。費用対効果を検討して取り入れる窓を選びたいですね。

今回調査した、窓は全て樹脂枠を採用した窓になります。

まだまだ、アルミサッシもしくはアルミと樹脂の複合サッシを採用しているメーカーも存在します。

世界に右にならえではありませんが、窓の高性能化で得られるメリットは光熱費のみではなく健康や住宅寿命にも密接にかかわってくるのです。

日本の住宅 ”窓” 事情がいかに世界から遅れを取っているかを次回ご紹介します。

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