省エネ住宅が叫ばれるようになって、より注目度を増した「家は、性能。」の一条工務店。

2020年の省エネ基準義務化に向かって追い風がビュンビュン吹いています。

 

そんな一条工務店の「i-smart」に住んで早4年目ですが、全館床暖房で感じたデメリットレポートをしたいと思います。

過去3年間の「一条工務店「i-smart」全館床暖房をつけっぱなしにした電気代」については、一条工務店の全館床暖房をつけっぱなしにした電気代とその明細3年分を公開!の記事をご覧ください。

 

良く、最終的に一条工務店ではない別のハウスメーカーや工務店で建築をしました」っていう人のブログで、床暖房は要らないよって話はみますが、実際に一条工務店の家に住んでいる人の「デメリットレポート」ってあまり無いですよね。

そこの所を本音で書いてみたいと思います。

 

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床暖房は電気代が高くなる!?24時間なんてもったいない!

じょし

24時間床暖房をつけっぱなしにしたら、電気代すごいことになっちゃうんじゃないの?

前の家では、電気・灯油・ガスで3万超えてたじゃない!それでも寒かったし・・・

床暖房に限らず、日本の長い冬は暖房費が気になりますね。

床暖房でない人も、エアコンやストーブなど何かしら暖房費はかけているはずです。

 

それと比べると、床暖房は高いのか?

これは一条工務店を検討している人からすれば気になるところでしょう。

 

ズバリ!9,000円!

 

床暖房のみの電気代は過去4年間の平均で約9,000円でした。

その内訳は下記の通りです。

北関東 2015年(平成27年) 2016年(平成28年) 2017年(平成29年) 2018年(平成30年)
12月 25,945円(2014) 19,394円(2016) 16,427円(2016) 20,798円(2017)
1月 22,576円 21,160円 17,580円 22,395円
2月 21,321円 17,963円 17,723円 19,035円
3月 18,211円 15,354円 15,100円 12,972円
4月 12,323円 10,814円 10,945円 11,522円

過去3年間の「一条工務店「i-smart」全館床暖房をつけっぱなしにした電気代」について詳しくは、一条工務店の全館床暖房をつけっぱなしにした電気代とその明細3年分を公開!(最新版)の記事をご覧ください。

 

表に記載した電気代は、電力会社からもらった明細をそのまま掲載しているので、純粋に床暖房だけにかかった金額ではありません。

上記に答えをすでに出していますが、床暖房にかかった電気代を計算すると、冷暖房を一切使っていない春の時期を基準にして、その分を引くことで、ざっくりですが算出することができます。

 

冷暖房費を一切使っていない電気代は平均約8,500円。(3年間の5・6月の平均値)

床暖房を24時間連続運転した電気代は平均約17,500円。(4年間の12・1・2・3・4月の平均値)

差額の「約9,000円/月」が純粋な床暖房の費用になることが分かりました。

後から気づきましたが、冬場は「加湿器」を稼働させたりしているので、床暖房だけであればもっと安くなるのが分かりました。

 

この床暖房費が高いのか?それとも安いのか?は人によっても感じ方が違うとおもいます。

床暖房のスイッチを入り切りしたら電気代はどうなるの?

床暖房のスイッチを入り切りすると、電気代がバカ高くなる!

というのは有名な話ですが、住み始めて最初のころは「ドキドキ」でしかありませんよね。

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でも、高速道路を一定速度で走るより、信号のある下道でストップアンドゴーを繰り返した方がガソリン代がかかるのと一緒で、床暖房もスイッチを入れっぱなしにした方がいいんです。

 

スイッチを入れっぱなしにしたとしても、床暖房の水温が設定温度まで行けば自動的に加温をストップします。その間は、スイッチが切れているのと同じです。

完全にスイッチを切って、体感的に寒くなってきたからスイッチを入れよう!

こんな感じで、体感できるくらい寒くなるというのは、床暖房の水温は劇的に下がっていることでしょう。

 

スイッチを入れっぱなしにした場合

25℃に設定すると、維持するように温めて、止まり、温めて、止まりの繰り返しで水温はあまり下がりません。

 

スイッチを切ってしまう場合

25℃がどんどん下がり始め、寒いと感じるくらいに水温が下がると15℃とかになっているかもしれません。

 

この10℃を再度温めるには、相当な電力を消耗しますし、家全体が暖まるまでに相当の時間がかかります。

床暖房に1カ月9,000円の電気代を投資した結果得られたことは?

家族が風邪をひきづらくなった

これは、意外でした。

常に温度変化が無い空間にいるために、耐性が弱くなり、結果風邪をひきやすくなるのでは?

と変な先入観がありましたが、真逆でした。

お風呂上りが寒くない

冬と言えば、お風呂やトイレに行くのも寒さとの闘いになることが定番でした。

24時間床暖房があれば、このような寒さを感じることはありません。

冬掛けの薄めな布団1枚で過ごすことがでる

重くない布団!この効果は抜群でした。

 

今までは、タオルケット・厚めのかけ布団・毛布と集装備で就寝していましたので重みが苦痛でなりませんでした。

何なら妻は、電気毛布と電気式布団を利用していたくらいです。

24時間床暖房があれば、薄めの布団1枚に代わることで押しつぶされる感覚から解放され、肩こりが軽減されました。

夜起きた時のトイレが全く苦にならない

言ってしまえば、外が冬だってことを忘れてしまいます。

 

この効果は、乳児がいる家庭にはもってこいの環境だと思います。

夜泣きををすると、嫌でも起きて、ミルクの準備をしなくてはいけないですよね。

寒さに震えながら、少しの時間のためにストーブやエアコンをつけてもすぐには暖まらず、眠い目をこすりながらミルクの準備と飲ませる時間は、我が子を育てるとはいえ、つらい時間帯ではないでしょうか。

24時間床暖房があれば、寒さはみじんも感じないで育児に専念できます。

 

冷え性の妻はもう以前の家には住めないと

キッチンで立ち仕事をしている時に、足先が冷たく凍えるような感覚はいつのことやら。

と言うような感じみたいです。

まとめ

我が家のi-smartは、床暖房だけで、月平均9,000円の電気代がかかっていましたが、高いとは思っていません。

以前の家では、電気・ガス・灯油を利用して月平均で3万強の光熱費が掛かっていました。

朝は、寒さで起きるのに一苦労し、外出から帰ってくればみんなでストーブの前に集まって暖を取り、着替えの洋服は、こたつの中で温め、お風呂はシャワーで床を温めてから入る。

そんな、行動がさみしいくらいに全くなくなりました。

 

冬は分かりましたが、夏場のエアコンの電気代はどうなのでしょう?

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こちらの記事→一条工務店の家でエアコンを24時間運転した夏の電気代で詳しく紹介しています。

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