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消費税10%への増税後の景気対策として実施される「次世代住宅ポイント制度」ですが、もらえるポイントは、どのような商品と交換が可能なのか気になりますよね。

前回の「省エネ住宅ポイント」(通称:住宅エコポイント)制度は、いろいろな使い道があったので、利用者の選択肢が多くありました。

 

2019年2月18日に、国土交通省は「次世代住宅ポイント制度」についてのホームページを公開しました。

しかし、2019年度の予算成立前の今、具体的なポイント交換商品は示されていないというのが現状です。

とはいえ気になるので、前回のポイント制度を例に照らし合わせて見てみましょう。

次世代住宅ポイント制度

 

 

次世代住宅ポイントの交換商品は?

もらった「次世代住宅ポイント」は何に使えるのでしょうか?

国土交通省では、平成31年度(2019年度)予算案が成立する前ですが、以下のように説明しています。

次世代住宅ポイント制度 ポイント交換商品
出典:国土交通省/次世代住宅ポイントについて

 

見ずらいので内容を書き起こしてみます。

 

発行されたポイントは、以下のような商品等と交換可能になる予定です。

商品券や即時交換(追加的に実施する工事費への充当)は対象外です。

 

①省エネ・環境配慮に優れた商品

②防災関連商品

③健康関連商品

④家事負担軽減に資する商品

⑤子育て関連商品

⑥地域振興に資する商品

 

①~⑥までの大枠の内容は、以前の省エネ住宅ポイントと同じような内容になっていますね。

前回と異なる対応は、「商品券や即時交換(追加的に実施する工事費への充当)は対象外」としている点です。

 

平成31年度(2019年度)予算案が成立する前ですので、具体的な商品やどこでポイントが使えるのか?は決まっていません。予算案が決定すれば、参加事業者や商品の選定に映るものと思います。

なので、前回の省エネ住宅ポイント(通称:住宅エコポイント)では、どういったものが交換対象となっていたのかを見ていくことで予想をしてみましょう。

前回の省エネ住宅ポイント制度で交換できた商品

前回2015年に行われた、「省エネ住宅ポイント」では、通販の「フェリシモ」「ディノス」やネットショッピング大手の「楽天市場」、「ぐるなび」などの20の企業が参加して、対象商品と交換ができました。

今回も、上記のような企業が事業者として参加してくるものと思われます。

あお

新経済連盟の代表理事を務める三木谷さんがいる「楽天」は外れないだろうね。

じょし

そうなると、楽天市場でポイント交換すると、楽天ポイントが付くなんてことが起きるのかもね。

また、最近人気の「ふるさと納税」などに出てくる、地場産品(地域産品)、名産品などがポイント交換対象となっていたんですね。

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【前回のポイント交換商品例】

お米/チーズ/リンゴ/トマトジュース/レモンはちみつ漬け/梅干/お茶/うどん/牛肉/カニ/明太子/たらこ/ウニ/いくら・・・

じょし

お米なんかは、ふるさと納税でも人気の返礼品になっているから、お財布に助かる商品だよね。

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前回人気の「商品券」は対象外となる!?

今現在発表されている内容を見る限り、前回大変人気を博していた、商品券・プリペイドカード、鉄道やバスの乗車券のほか、全国共通の図書カード、旅行券や宿泊券、クレジット系や流通系の商品券との交換などは対象外となる様子です。

 

【前回のポイント交換商品例】

ギフトカード/すし券/HISギフトカード/近畿日本ツーリスト旅行券/ジェフグルメカード/セブン&アイ共通商品券/クリーニングギフト券/たまごギフト券/おこめ券/こども券・・・

あお

特定の商品と交換するより、商品券類は使い道があるから良かったんだけどな。

じょし

前回、ポイントをもらったけど、何に交換したらいいのか?わからない人は、使用期限のない「商品券」と交換した人が多かったのよね。

あお

住宅を販売するメーカーの営業マンも、とりあえず「即時交換」にするか「商品券」を進めていたよね。後から換金もできるしってね。

前回ポイント交換できた商品には、使用期限がない商品券が人気を博していましたが、増税後の消費の落ち込みを回避するには向いていない商品でした。

今回は、そのようなことにならないよう対策を講じてくるでしょう。

実質値引きのようになる「即時交換」もない!?

前回実施されたポイントの半分は、ハウスメーカー主導のもと「即時交換」を選ぶ人がほとんどでした。

その理由は、省エネ住宅ポイント分値段が引かれるので、高額になる住宅費用をできるだけ抑えられるからです。

 

しかし、今回の事前告知では、「即時交換(追加的に実施する工事費への充当)は対象外」と明記されています。

 

即時交換とは簡単に言うと、注文住宅などで住宅に必要な設備、材料の購入費にあてることができた仕組みです。要は値引きのような感覚で使えたポイントでした。しかし、今回の制度では、そういったポイントの使い方はしないという方向性です。

まとめ

2019年度の予算案が決定すれば、内容が決まってくると思います。

しかし、前回のポイント制度の反省を含めて、内容を変更してくると思われます。

 

とはいえ、新築住宅で30万ポイント。

さらに、高性能住宅であれば、5万ポイントが加算され、35万ポイントです。

リフォームでも30万ポイント。

 

1ポイント=1円ですから、お米や食材などに交換し、浮いたお金を好きに使うという手もあります。

食材を交換するときは、保管するスペース等に注意しましょう。(特に生もの冷凍もの)

 

ふるさと納税で、お得だからと張り切って寄附したら、保存場所が無くえらい目に遭いました。(笑)

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